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その04

新電力のメリット その3「料金的な恩恵の目安」

どのくらい電気料がかかると恩恵を感じられるのか?

反対に、電気の使用量が少なく、単価の安い電気を使う家庭には、恩恵は少ないようです。お得かどうかの境目は、月額の使用量がおおむね1万円とされています。月額2万円以上だと、1割前後、電気量が下がるケースが多いはずです。

今なら各社が、早期契約の割引や電気代が安くなり、商品券などと交換できるポイントの付与の割り増しサービスを提供してくれます。Tポイントとの変換制度もあるのですね。 ただ、長期契約で料金が安くなるが、中途解約には解約料が発生する場合がある点は注意しましょう。

地球に優しい電気や原子力発電を利用しない電気を自分で選べるようになるのもメリットです。太陽光発電、風力発電やバイオマス発電は発電する際にCO2をほとんど排出しません。この点に着目すると、地球を汚さないクリーンな電力を購入できるプランを選択できるわけですね。ただ、こうした再生エネルギーを看板にして売る会社は、4月当初の段階は、まだ、あまり出てこない見込みです。

また、発電所の立地場所は様々なので、遠隔地発電では送電ロスが発生して、本来は料金が割高になります。だが、新制度を使えば、地元で発電された電気を使ったプランを選択できるようになります。

新規の通信・電話・ネット回線などのサービスとの「セット割」を受けるなら、電気代以外のところの工事費や手数料など初期費用がかかってくることもあるので注意してください。ただ、電気代が下がらなくても、逆にこうした費用が安ければ、新電力を導入する価値はあると思います。

携帯電話の通信料が電気料金より多い世帯は、通信会社系の「携帯割引」がお得に見えますが、長期契約しないとお得感が薄れ、後の解約料負担で損をする場合もあることにも気を付けましょう。

実は、ポイント付与や長期契約のセット割は、電気ではなくその会社の本業の顧客をつなぎとめる狙いがあるはずなので、そのあたりの会社の「本音」も知っておきましょう。

また、地域や家庭の事情によっては、各社のお勧めプランが最もお得になるとは限りません。例えば、2~3年で全国各地への引っ越しの多い転勤族などには、長期契約はベストな選択になりません。格安料金だが、全国展開していない会社も数多くあります。

 新電力と契約しても電圧など電気の供給が不安定になることはなく、契約先が倒産しても電気供給などのバックアップ体制があるからです。

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