第08回 マンション購入に対する意識調査(2010年01月)

調査時期:2010/01/13~01/15
実施対象者:「住まいサーフィン」の会員
サンプル数:172名
【プレス発表資料】2010年01月29日
スタイルアクト(株)
(旧:アトラクターズ・ラボ)

【要旨】

  • マンションの価格水準には妥当性を感じるものの、購入検討時に価格を理由にあきらめる割合が大幅に増加
      ⇒雇用環境の悪化、給与水準の下落、住宅ローン審査の厳格化が取得環境に影を落としている

【概要】

不動産マーケティングのスタイルアクト株式会社(東京都千代田区・代表取締役:沖有人、旧:アトラクターズ・ラボ)は、マンション購入検討者の定例意識調査を行ったので公表する。
供給者側の分譲価格・初月契約率・在庫数は公表されているものがあるため、弊社は購入検討者の心理を四半期単位で時系列比較しており、今回が08回目となる。

自社インターネットサイト「住まいサーフィン」の登録会員に対し、 直近3か月間に新築マンションの販売センターに行った経験がある方のみを対象とし、マンション購入に対するアンケートを実施した。

調査期間と回収数は次のとおり。※(  )内は有効回収数

第08回調査:2010年01月13日~15日(回収:172件)

これによると、全体の約9割が「価格を理由にあきらめたマンションがある」と回答した。これは前回より+12.2ポイントと大幅に増加している。このあきらめたマンションを再検討する価格下落率では「25%以上の下落」との回答が今までの調査の中で過去最高水準となる38%を占める。また、購入したいと思ったマンション数が「0件(=購入したいと思うマンションはなかった)」は前回調査(2009年10月)と同じく3割に達し、高止まりしている。

新築分譲マンションの価格はリーマンショック以前に比べると低水準となっているものの、デフレ基調や賃金カット、雇用問題など社会情勢不安があり、魅力を感じるマンションには価格面で手が出せないという心理が働いているものと考えられる。価格設定や商品企画において、供給者と購入者間のギャップが拡大している結果となった。

(問合せ先)
担当:堂坂 03-5537-6333

価格を理由にあきらめたマンション数

価格を理由にあきらめたマンション数がある(=1件以上)のは約9割と前回より+12.1ポイントと大幅に拡大している。

図1.「価格を理由にあきらめたマンション数」

再度検討する価格下落率

あきらめたマンションを再検討するのは「25%以上」下落した場合が7.9ポイント増加し38%となり過去最高の水準に。

図2.「価格を理由にあきらめたマンションを再度検討する際の価格下落率」

購入したいマンション数

購入したいと思ったマンションが「0件(=購入したいマンションはなかった)」は前回調査と同じく3割超で高止まりしている。

図3.「購入したいと思ったマンション数」

現在のマンションの購入価格への意識

第6回調査(2009年7月時点)以降、「高い」と感じている割合は4割と変動はない

図4.「現在のマンションの購入価格(分譲価格・金利・税制含む)についてどのように感じていますか?」

1年後の住宅価格の変化

1年後の住宅価格が「横ばい」との回答は第4回調査(2009年1月)以降緩やかに増加し、今回は38%となった。この理由には『低価格、高価格の2極化が進み、平均すると横ばい』などが挙がった。また「下がる」との回答は前回と同じく45%という結果で理由には『デフレ進行』『景気が更に悪化』など社会情勢の不安材料が挙がる。

図5.「1年後の住宅価格はどのように変化すると思いますか?」

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