第06回 マンション購入に対する意識調査(2009年07月)

調査時期:2009/07/03~07/08
実施対象者:「住まいサーフィン」の会員
サンプル数:173名
【プレス発表資料】2009年07月24日
スタイルアクト(株)
(旧:アトラクターズ・ラボ)

【要旨】

  • 値引き販売の収束・売り出し価格の上昇により、マンション価格が「高い」と思う層が増加
  • 消費者の購入マインドは回復傾向にあるが、市場には売れ残りマンションが多く、新規供給が控えられている現状に魅力を感じない購入予定者が多いと考えられる。

【概要】

不動産マーケティングのスタイルアクト株式会社(東京都千代田区・代表取締役:沖有人、旧:アトラクターズ・ラボ)は、マンション購入検討者の定例意識調査を行ったので公表する。
供給者側の分譲価格・初月契約率・在庫数は公表されているものがあるため、弊社は購入検討者の心理を四半期単位で時系列比較しており、今回が06回目となる。

自社インターネットサイト「住まいサーフィン」の登録会員に対し、 直近3か月間に新築マンションの販売センターに行った経験がある方のみを対象とし、マンション購入に対するアンケートを実施した。

調査期間と回収数は次のとおり。※(  )内は有効回収数

第06回調査:2009年07月03日~08日(回収:173件)

これによると、現在のマンション価格が「高い」と感じる層が第5回調査(’09年4月時点)より6ポイント増加し42%となった。また、1年後の住宅価格は「下がる」との予測は49%と第5回調査時より10ポイント減少しており、リーマンショック以前の水準に戻りつつある。更に当初希望価格より増額して契約・購入している層も第5回調査より増えた。これは’09年1-3月期は値引き販売等で価格調整が進んでいたが、その後は売り出し価格を戻し価格が上がってきており、消費者が価格上昇を敏感に感じ取っているものと考えられる。

販売センター訪問件数は回復基調が続いており消費者の購入マインドは回復傾向にあるが、「購入したいと思うマンション数」は低水準で推移している。新規供給が控えられている現状に魅力を感じていない購入予定者も多く、本格的な回復には至ってはいないものと考えられる。

(問合せ先)
担当:堂坂 03-5537-6333

現在のマンションの購入価格への意識

現在の価格に対して「高い」と感じる割合が第5回目調査(4月時点)より6ポイント増加し42%となった。第5回調査時は決算期直後でマンションの値引き販売が多かった。その後は金額を戻している(売出し価格自体が上がっている)ため、今回調査では消費者の価格に対し高いと感じる割合が増えたと推察する。

図1.「現在のマンションの購入価格(分譲価格・金利・税制含む)についてどのように感じていますか?」

1年後の住宅価格の変化

1年後の住宅価格が「下がる」と感じている層は49%と更に減った。リーマンショック以前の水準に戻りつつある。値引き販売が収束し売り出し価格が上昇していることもあり、消費者は下落基調ではないと判断している。

図2.「1年後の住宅価格はどのように変化すると思いますか?」

販売センター訪問件数・購入したいマンション数

販売センター訪問件数は回復基調が続く。「3件以上」訪問している人が47%と購入マインドは回復してきた。 購入したいマンション数に変化がないのは第5回調査時と同じ。購入マインドは回復基調にあるものの、購入したいと思うマンション数は多くはない。市場には売れ残りマンションも多く、新規供給が控えられており、そういった現状に購入予定者は魅力を感じていないと想定される。

図3.「直近3ヵ月の販売センター訪問件数」

図4.「購入したいと思ったマンション数は?」

希望価格との乖離

実際の購入(契約)価格が「希望価格より増額した」のは第5回調査時より9ポイント増加し63%に。マンションの売出し価格の上昇により、当初希望価格よりプラスした価格で購入している姿が明らかになった。

図5.「マンションの購入(契約)価格と当初希望価格の乖離幅」

平均希望価格は、09年1-3月期は4200万円台と大幅に下がったが、09年4-6月期は4300万と回復傾向にある。会員の平均希望価格はマンションの売り出し価格と連動しており、09年1-3月期は値引き販売等で価格が下落していたが、09年4-6月期は売り出し値が上がっていると言える。

■参考「住まいサーフィン会員 平均希望価格の推移」 希望エリア:首都圏

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