第04回 マンション購入に対する意識調査(2009年01月)

調査時期:2009/01/07~01/13
実施対象者:「住まいサーフィン」の会員
サンプル数:173名
【プレス発表資料】2009年01月21日
スタイルアクト(株)
(旧:アトラクターズ・ラボ)

【要旨】

  • 1年後は更に価格が「下がる」が8割弱、消費者は価格先安観を強める
  • 価格を理由に購入を断念した経験者は8割超と高止まり、マンションの再検討には大幅な価格改定が必要
  • マンションの割高感は緩和されつつあるものの、購入に至らないのはマンションの魅力度にも難がありそう

【概要】

不動産マーケティングのスタイルアクト株式会社(東京都千代田区・代表取締役:沖有人、旧:アトラクターズ・ラボ)は、マンション購入検討者の定例意識調査を行ったので公表する。
供給者側の分譲価格・初月契約率・在庫数は公表されているものがあるため、弊社は購入検討者の心理を四半期単位で時系列比較しており、今回が04回目となる。

自社インターネットサイト「住まいサーフィン」の登録会員に対し、 直近3か月間に新築マンションの販売センターに行った経験がある方のみを対象とし、マンション購入に対するアンケートを実施した。

調査期間と回収数は次のとおり。※(  )内は有効回収数

第04回調査:2009年01月07日~13日(回収:173件)

これによると、マンション価格が1年後には更に下がるとの予測が8割弱を占め、2008年4月以降で最も高い水準に達した。一方で現在の価格に対して「高い」と感じている割合は4割超で最も低い。これはマンション価格の値引き増加に伴い、マンション価格が消費者水準に近づいたためと考えられる。しかしながら「購入したいと思ったマンション数」は減少しており、魅力的なマンションは多くはない。更に全体の8割超は価格が高くてあきらめた経験を持ち、そのマンションが25%程度価格を下げた場合に再検討するとの回答が増えている。

消費者の購入マインドは、価格先安観が強まったことや景気減速の影響を受け、価格感応度の低い状況に陥っており、市況回復には時間を要すると想定される。

(問合せ先)
担当:堂坂 03-5537-6333

1年後の住宅価格の変化

1年後の価格が「下がる」との予測が第3回(2008年10月)調査時より+9.7ポイントと更に増加した。全体の8割弱が「下がる」と予測しており、消費者は住宅価格に対して先安感を強めている。 下落幅も以前よりも大きくなっており、需給構造における価格感応度が弱まっている。

図1.「1年後の住宅価格はどのように変化すると思いますか?」

現在のマンションの購入価格への意識

現在のマンションの購入価格が「高い」と感じているのは全体の4割超と、マンション価格の下落に伴い第3回(2008年10月)調査時より18.3ポイント下げた。価格が消費者の実感に近づいてはいるものの、依然「高い」との回答が「安い」を大きく上回っている。

図2.「現在のマンションの購入価格(分譲価格・金利・税制含む)についてどのように感じていますか?」

再度検討する価格下落率

あきらめたマンションが「25%」下がれば再検討する割合が第3回(2008年10月)調査時より3.4ポイント増加し、価格先安感を反映して、マンション購入マインドの低下がより顕著になっている。

図3.「あきらめたマンションを再度購入検討する際の価格下落率は?」

購入したいマンション数・あきらめたマンション数

購入したいマンション数が「0件」との回答が全体の4分の1を占め、複数件(2件以上)を購入したいと思ったことがある割合は第2回調査(2008年7月)以降緩やかに減少している。マンション購入に際して価格だけでなく、マンションの持つ魅力も不足していることを示唆していると考えている。また、価格が高くてあきらめた経験を持つのは全体の8割超と、依然高止まりしている。 マンションを賢く吟味する消費者に、販売サイドがマンションの魅力付けと価格のバランスをどの程度訴求できるかが今後の課題となるだろう。

図4.「購入したいと思ったマンション数は?」

図5.「価格が高くてあきらめたマンション数は?」

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