最近のマンションの「三種の神器」-3

前回までは現在マンションの「三種の神器」は「ディスポーザー」「ペアーガラス」と「タンクレストイレ」というところの「ディスポーザー」についてのお話を致しました。

再度申し上げますが,現在マンションの「三種の神器」はすべて入居後に設置不可能な物ですので,後で設置しようとしてもできません。

では今回は「ペアーガラス」(複層ガラス)について詳しく御説明致します。

まず,「ペアーガラス」はどの様に良い物かを御存知無い方に「ペアーガラス」のメリットについて御説明致します。

「ペアーガラス」の大きなメリットは「断熱性能」が良いという事です。

よく皆様が混同なさるのが「ペアーガラス」と「二重サッシュ」です。

ちなみに「二重サッシュ」は外部の音が大きい場所に使用されているもので,外部音の「遮音」の為に設置される物です。

話を元に戻して「ペアーガラス」について詳しく御説明致しましょう。

俗に「ペアーガラス」とは乾燥剤入りスペーサーと呼ばれる金属部材で2枚のガラスの間に中空層を持たせその空間には乾燥空気が封入されたガラスです。

「ペアーガラス」は戸外の冷気を遮蔽することで結露を発生しにくくするのが大きな効果です。

原理は魔法瓶と同じで,室内と室外の間に空気層をつくる事で熱の移動を防ぎます。

従って,室内の暖房熱をほとんど外部に放出しないようです。

冬場に朝起きた時に窓ガラスが結露で「ビショビショ」という事はありませんし,暖房のランニングコストも安くて済みます。

この「ペアーガラス」は大きいと大変高価ですのでハイサッシュ等に設置されている「ペアーガラス」は割らない様に注意致しましょう。

さて,何故「ペアーガラス」は入居後に後付けできないのでしょうか…?

理由は分譲マンションの区分所有法ではサッシュやガラスは共有部分ですので自分の住戸のガラスと言えど勝手に当初のガラスと違うガラスは設置できません。

これを許すと「ミラーガラス」や「グレーペンガラス」を付けたりする人がでてくるからです。

以上の理由で入居後,後付できない「ペアーガラス」設置のマンションをお薦め致します。

次回は「タンクレストイレ」について詳しく御説明致します。

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