良心的な信用できる販売員の見分け方-2

今回は前回の続きのお話で「良心的な信用できる販売員の見分け方」を具体的に御説明致します。

前回も申し上げました様に私の所に「購入相談」や「現地同行」チェックを依頼される方の中にかなりお奨めできない物件を契約後に相談やチェックを求められる方がいらっしゃるので警鐘を鳴らす意味で「良心的でない信用できない販売員」の「口車」に乗せられて被害者にならない為に具体的にお話致します。

「良心的な信用できる販売員」の大きな特徴は販売する物件を隅々まで勉強して,その物件の「メリット」「ディメリット」を知りぬいています。

立地の「メリット」「ディメリット」,建物(マンション)の「メリット」「ディメリット」や各住戸の「メリット」「ディメリット」を充分に把握しています。

例えば新規分譲の10階建てのマンションで敷地に隣接して南側に7階建てのマンションが約10メートル位離れて建っている場合にその既に建っているマンションの日影の影響が販売しているマンションにどの様な影響を与えているかの説明で販売員の良し悪しが分ります。

「良心的な信用できる販売員」であれば販売しているマンションの設計者に依頼して,南側に建っているマンションの「冬至」と「秋春分」の日影をこちらの新規分譲マンションの立面図に8時から16時まで各時間ごとに書かせ,その「立面日影図」(りつめんにちえいず)を常に持っています。

そして購入予定者が南側マンションの日影の影響を質問しましたら直ぐに先程申し上げた「立面日影図」を広げて各時間ごとに南側に建っているマンションの日影のかかり具合を説明してくれます。

この「立面日影図」は素人の方が見ても説明が無いと分らない代物です。

逆に「良心的でない信用できない販売員」に同様の質問を致しますと,「10メートル離れていますから心配ないですよ。」の一言で終わりです。

どの様なマンションでも住戸の位置や向きに依っても「メリット」「ディメリット」は有ります。

例えば,住戸の位置が外廊下をはさんで外階段の前であれば,その住戸の玄関前や外廊下側の部屋は昼間でも暗いですし,覗かれてしまう恐れも有ります。

この様な事(ディメリット)を正確に購入予定者に伝えて「そういう理由でこの縦列の住戸タイプの価格は他の住戸タイプより安くなっています。」と言ってくれる販売員の方は信用できます。

まだまだ沢山,良い販売員とそうでない販売員の見分け方の事例は有りますが紙面の都合で割愛させていただきます。

共通して申し上げられる事は,新規分譲マンションの立地,建物や各住戸の「ディメリット」をはっきりと伝えてくれる販売員は「良心的な信用できる販売員」です。

「メリット」しか言わない販売員は「良心的でない信用できない販売員」ですので要注意です。

これからマンションを購入しようとしている方は販売員にどんどんそのマンションの立地,建物や住戸の「ディメリット」を質問して自衛してください。

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