収納は量も大切だが位置も大切

今回は収納の事のお話を致しましょう。

収納に関しては以前このコラムの18号で「収納面積・収納率について。」の中で収納量の事を御説明致しましたが今回は収納位置(場所)の大切さのお話を致します。

私の「現地同行」のチェックリストの「住戸計画」の項目の中に「収納」のチェック欄が有ります。

その「収納」欄は「収納力」(収納率)と「収納箇所」(位置,場所)とチェック項目が2つ有ります。

「収納力」(収納率)については先程も申し上げました様にこのコラム18号を御覧下さい。

今回は「収納箇所」(位置,場所)について詳しく申し上げます。

私のチェックリストでは「収納箇所」の必要な場所は各洋室(和室),リビング・ダイニングルーム,キッチン,洗面脱衣室,トイレ,廊下又は玄関と外部(バルコニーまたは玄関ポーチ)に付くトランクルーム又は住戸内玄関脇のシューズ・イン・クロゼットとなっております。

まず,各洋室(和室)には当然収納は必要です。できましたら洋服入れ(ワードローブ)だけでなく物入れ(クロゼット)も必要です。

次にリビング・ダイニングルームにも収納は必要です。電話帳,地図帳等の収納や古新聞,雑誌等の一時の保管場所として使用します。

キッチンには食品庫(パントリー)がこれからは絶対に必要です。災害時の為の保存食品や米袋等が収納できる場所です。

洗面脱衣室にはリネン庫が必要です。ここには,洗濯済み未使用のフェースタオル,ハンドタオル,バスタオルや更に洗濯済みの下着等が収納できます。また下段には洗剤等も収納できます。

トイレにも収納は絶対に必要です。予備のトイレットペーパー等やトイレブラシ,トイレ洗剤等が収納できます。

廊下または玄関には住戸内の共用収納が必要です。ここには掃除機等,家族全員が使う物を収納致します。

最後に大事なのが外部に付くトランクルームか玄関脇にシューズ・イン・クロゼットです。
ここには主にゴルフバック,スキー,ベビーバギーや三輪車等の泥物を収納致します。

上記にかかわらずに「下足入れ」は絶対に必要です。よくシューズ・イン・クロゼットの中に「下足入れ」が設置されていて,玄関に「下足入れ」が設置されていないケースがありますが論外です。靴を履く時や脱いだ時に裸足や靴下のままで土間を歩かなければならないのですから…。

収納は量も大事ですが位置(場所)も大切なのがお分かり頂けましたでしょうか…?

販売図面集の住戸プランで収納の位置も良くチェック致しましょう。

連載コラム

特集

もっと見る