「警告」これから内覧会に行かれる方へ!

本来は今回は先週に引き続き「田の字型住戸プラン」のお話をするつもりでしたが,緊急にテーマを変えました。

先週,超大手不動産会社の内覧会同行をした時の事です。私の内覧会同行は現地内覧会開始1時間前に御会いして物件の全ての資料に目を通して事前にチェック致します。総合パンフレット,図面集一式,価格表や重要事項説明書をチェックします。

先日それらをチェックした後,依頼者から2枚の書類を見せられました。な,なんと購入契約時の図面との相違点を簡単に図と箇条書きにした書類です。下の方に同意の署名捺印して下さいとさりげなく書いてありました。

私の依頼者は既に署名捺印していましたが,私はこの書類は簡単に同意できる内容では有りませんので本日要求されたら渡さずにまず理由を聞きましょうと依頼者に申しました。

その書類の内容は浴室内に梁型が出ましたという事です。購入時の図面の中には梁型を点線で表示されていなかったものです。図面集のチェックミスであれば着工後3~4ヶ月に浴室(ユニットバス)を発注する時に気が付き,直ぐ契約者に連絡していたはずです。それが内覧会直前に書面で購入者に郵送するのは明らかに確信犯です。素人だったら簡単に同意してもらえると思ったのでしょう。

浴室(ユニットバス)の浴槽の上に梁型が出っ張ればその住戸の資産価値は落ちます。当然ペナルティーです。ペナルティーを払わずに了解(同意)を得ようとするのは購入客を軽くみています。

軽微や多少の変更やミスはたまには有りますが,平らな天井に梁型や下がり天井が急に出現するはずは無く多少の変更の範疇ではありません。完全に住戸の資産価値を落とします。

これから内覧会に臨む方々,この様な書類には簡単に署名捺印せず,事業主より経緯と原因の説明を明確に受け,納得できなければ契約時に添付した図面通りに住戸を引き渡してもらうか,それが事業主側で不可能なら残金を払わずに再度価格交渉すべきです。
事業主サイドの完全なミスなのですから…。

連載コラム

特集

もっと見る