「田の字型住戸プラン」には2種類ある。-1

我々,マンション設計者達は住戸間口の中間に玄関が有り,外廊下から出入りする住戸プランを俗に「田の字型」住戸プランと呼んでいます。

何故「田の字型」と言うかを説明致しますと田の字の□の中の縦線が廊下で横線が水周りを現し,その四隅が部屋(居室)だからです。

この「田の字型」住戸プランは大きく分けると2種類あります。

まず一つ目の方は「縦長リビング」タイプです。このタイプはメインバルコニー側にLDと和室(たまに洋室も有る)が並んでいるプランです。

「田の字型住戸」の「縦長リビング」タイプのメリットは和室(洋室の場合も有る)がバルコニーに面していて掃き出し窓が有り,通風採光が良い事です。リビングからの出入りですが部屋として一応独立していますので夫婦の寝室や子供部屋としても使えます。また簡単にエアコンが設置できます。ヘビースモーカーが居ても窓を開ければ換気ができます。

ではディメリットお話致しましょう。LDが縦長なのでバルコニーから奥の方が暗い事です。通常「縦長リビング」では奥の方がダイニングスペースになり朝食時は照明を点灯しないと暗いのです。また手前のリビングスペース脇の和室(又は洋室)の出入口が有り通路スペースになり家具等が置けないと言う事です。例え置いたとしても和室出入口側の壁から最低でも40センチ位離さなければなりません。

「田の字型」住戸プランの「縦長リビング」タイプのメリット・ディメリットはまだまだ沢山ありますが大きい項目だけを御説明致しました。

次回は「田の字型」住戸プランの「横長リビング」タイプのメリット・ディメリットをお話致しましょう。

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