購入者が業界を浄化させます。

皆様,新年おめでとうございます。

本年も「良識あるマンション指南」よろしく御願いいたします。

昨年は11月18日以来「構造計算書」「構造設計図」偽造でマンション業界は激震が走りました。

これからマンション業界が信用を取り戻すのは大変です。

マンション業界が反省し信用を取り戻すには購入者の方の姿勢も大事です。

これからマンション購入を検討している方々が衝動買いせずに慎重に売主の体質を見抜く事がマンション業界を良くするのです。

ではどの様にしたら売主の体質を見抜けるのかを簡単に御説明いたします。

まず,販売事務所に行き販売物件の「構造計算書」と「構造設計図」を再度,中立な第三者機関に再審査をしてもらっているかを確認致しましょう。

国土交通省で推薦しているのが「社団法人日本建築構造技術者協会」です。現在ここが最も信頼できる審査機関です。

但し,ここに加盟している構造設計者の事務所に直接依頼しているものはお勧め出来ません。

あくまでも「社団法人日本建築構造技術者協会」の再審査を受け大丈夫であるという「お墨付き」を取得しているかが焦点です。

今この「社団法人日本建築構造技術者協会」は再審査の依頼が多くかなり時間がかかると言われていますが,一流の売主でしたら時間がかかっても信頼回復が第一という価値観を持っています。

時間がかかるから株式会社「○○構造設計事務所」に再審査をさせましたという姿勢の売主の物件は避けましょう。信頼を取り戻すより時間(お金-金利)の方が大切という価値観の会社です。

前々回の#54でも書きましたが,株式会社や有限会社等は「営利」を目的とした会社ですが「社団法人」や「財団法人」は第三者機関ですので常に中立な立場で審査致します。

これからマンション購入を検討している方々,第二・第三の「姉歯」は現実に有るのですから以上の点は是非,売主に確認して下さい。

そして上記の件を行っていない売主の物件は避けましょう。そうして売れ行きが悪くなればこのその売主や業界も浄化されて行きます。

一般に大手と言われている売主でももう私は「疑問」な物件を見つけていますので是非確認して下さい。

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