布団収納が可能なクロゼットの普及は良い

今回は新規分譲のファミリーマンション住戸内の収納に関して良い傾向が広まっていますのでその事のお話しを致します。

約10年前より首都圏では新規分譲のファミリーマンション住戸の3LDKや4LDKではオール洋室プランが多くなり和室が無くなっていく傾向が顕著になっております。

但し,和室が無くなったのは良いのですが,押入れが和室と共に無くなり,布団等を収納できなくなったのがイマイチです。

その結果,新規分譲マンションで,オール洋室の住戸が増えるのは良いのですが,ベッド用の寝具等の収納可能なクロゼットの設置がなされていないプランが多く,その辺の気遣いが不足している様に感じておりました。

私が感じました様に,オール洋室住戸に布団等の収納が可能なクロゼットが無い事が入居者の間で不満の声としてかなり聞こえてきました。

そこで,最近財閥系超大手ディベロッパー4社の内の1~2社や独立系大手ディベロッパーの2~3社がファミリーマンションのオール洋室住戸内に布団が収納可能のクロゼットを設置する様になりまして,とても良い傾向だと思っています。

そして,布団が収納可能なクロゼットを「 ふとんクロゼット 」と呼称しています。

この「 ふとんクロゼット 」は通常のクロゼットと異なり奥行寸法が大きいのです。大抵の「 ふとんクロゼット 」の奥行は壁芯々寸法で約90センチ~91センチ位です。有効内法寸法に換算致しますと約85センチ程度です。

参考に,分譲マンション住戸内の通常のクロゼットの奥行寸法は壁芯々寸法約60センチ位で,スーツやコート類が収納可能な最少寸法なのです。

そして,大抵の「 ふとんクロゼット 」の間口寸法も壁芯々寸法で約90センチ~91センチ位で扉は2枚の観音開き仕様になっております。この間口寸法で2枚の扉を全開致しますと,布団等の出し入れが楽にできるのです。

この位の奥行寸法及び間口寸法のクロゼットでしたらベッドパッドや敷布団を三つ折りにすれば収納可能です。また掛け布団やブランケット( 掛け毛布 )も収納可能です。

尚,日本工業規格( JIS )では布団のサイズが規格されております。一例を申し上げますとシングルベッド用の掛け布団のサイズは幅が1.5メートルで長さが2.1メートルになっております。

今後,ディベロッパー全てが分譲される新規分譲のファミリーマンション住戸内には積極的に「 ふとんクロゼット 」の設置を期待しております。

ちなみに,私は2005年にこのコラム34号『 オール洋室の3LDKの方が良い。 』と2011年にこのコラム349号『 和室がどんどん無くなっています…。 』を書いていますのでそちらも参考に御覧戴ければ幸いです。URLは以下です。

https://s.sumai-surfin.com/columns/category/50/34
https://s.sumai-surfin.com/columns/category/50/349

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