「中古マンション」について-1

前回は「完成在庫物件」についてのお話でしたね。
前回の最後にお約束した通り今回は「中古マンション」についてのお話を致します。

まず,「中古マンション」の簡単な見方からお伝えいたします。「中古マンション」で問題なのは水周りです。

まだ,入居されている方がいらしたら許可を得てから浴室に入ってシャワーの水とお湯の勢いをチェック致します。浴槽に栓をしてシャワーホースを持ち水とお湯の混合水栓を最大に開き浴槽の中に半分位湯水を溜めます。

この時にシャワーヘッドから出る湯水の勢いが「かったるい」とまず給水・給湯管に「水アカ」がかなり付着していて管の内部が細くなっている事が予測されます。

浴槽にシャワーホースで入れた湯水が浴槽の深さの半分位まで溜まったらシャワー水栓を止めます。そして今度は浴槽の栓を抜き,浴槽に溜めた湯水の排水を致します。

浴槽の栓を抜いてから排水の流出具合を良く見て下さい。ここが一番重要です。浴槽の大きさにも依りますが,浴槽の深さの半分位の湯水の排水時間が1分~1分半位が適正な時間です。かなり古い中古でも2分までです。2分以上かかったら要注意です。

排水時間が長いと言う事は排水管の中にかなり「コレステロール状」のゴミが付着している事がわかります。

特に住戸内の竪排水管までに行く横引き排水管の中にゴミ等がかなり付着して排水の通る所が狭くなっていると思われます。

こういう中古物件は購入後2~3年で下手をすると,床を壊して横引き排水管の交換という大工事が必要となりますので充分注意してください。

中古マンションでは入居者の使い方が荒いとこの様な現象が起きてきますので,まず浴室に入ってこの点を良く見て購入致しませんと後悔する事になります。

次回も「中古マンション」についてお話致します。

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