「 液状化予測図 」について

今回は液状化予測図のお話を致します。

先日,親戚の者より都内某所でマンション購入予定なのでとりあえず,液状化しないかを調査して欲しいとの連絡を受けました。

早速,購入予定地の住所を聞き「 東京都液状化予測図 」をチェック致しました。購入予定地は黄色に塗られた「 東京低地の液状化予測による 」液状化の発生の少ない地域でした。

この事を親戚の者に「液状化の発生の少ない地域 」で「 液状化がほとんど発生しない地域 」よりは要注意ですと伝えました。

その後,親戚の者が販売事務所に行き,販売担当者に購入物件の場所の「 液状化予測 」を尋ねた処,何か歯切れの悪い回答で「 重要事項説明書 」の中にカラー印刷された,当該区役所作成の「 液状化危険度マップ 」を見せてくれたそうです。

その当該区役所作成「 液状化危険度マップ 」では真っ赤に塗られていまして「液状化の可能性が高い」地域で埋立地や盛土地形のため液状化の可能性が非常に高いかまたは過去に液状化したところと説明が載っていたそうです。親戚の者はそれを見ましてその物件の購入は控える事にし,私に連絡してきました。

この事を聞き私も直ぐに当該区役所作製の「 液状化危険度マップ 」を注視致しました。当該区役所作製の「 液状化危険度マップ 」では,その物件の建つ場所は確かに真っ赤に塗られていました。これを見まして今後,東京の場合は「 東京都液状化予測図 」チェックだけではヤバイな…と思いました。

そして,23区及び市部の個別の「 液状化危険度マップ 」をチェックしましたが,23区及び市部全てが独自の「 液状化危険度マップ 」を作製していない事が判明致しました。

皆様にお伝えできるのは,今後マンション購入契約する前にそのマンションが建つ場所の区役所或いは市役所が作製した「 液状化危険度マップ 」をまず先にチェックする事をお奨め致します。

東京内でも区役所或いは市役所が作製した「 液状化危険度マップ 」が無い場合は「 東京都液状化予測図 」を参考程度に見まして,所轄の役所へ行き「 液状化危険度 」を聞く事が大切だと思います。

これらの事を,是非実行してからマンション購入の良否を決めて下さい。


----------------------------------------------
◇ 碓井建築オフィスによるサービスはこちらから
マンション購入相談/モデルルーム・現地同行チェック/内覧会立会い
http://www.sumai-surfin.com/service/usui-office/index.html

連載コラム

特集

もっと見る