「 ルーフバルコニー 」付き住戸の注意点-2

前回,先日私が「購入相談」を受けた物件で「 ルーフバルコニー 」付き住戸には注意点が3点有ると申し上げまして1番目の御説明を致しました。

今回は注意点の2番目を皆様に御説明致します。

「 ルーフバルコニー 」手摺の外周には雨水排水用の側溝等と排水口が2~4箇所ございます。

この排水口には枯葉等のゴミが雨水排水管に入らない様に鋳鉄製のドレインキャップが設置されています。このドレインキャップや側溝を定期的に清掃を行なわなければ「 ルーフバルコニー 」に降った雨水が排水されなくなりプール状になり下階住戸に漏水する危険性が大きいのです。

「 ルーフバルコニー 」手摺外周に設置されているドレインキャップや側溝等を定期的に清掃するのは管理会社の役目です。

ですので,清掃会社の人が住戸内を通らずに「 ルーフバルコニー 」手摺外周に設置されているドレインキャップや側溝等を清掃可能にする管理人の鍵で開く扉付きのメンテナンス用通路が必要なのです。

処が,先日「購入相談」を受けた物件で「 ルーフバルコニー 」付き住戸の「 ルーフバルコニー 」手摺の外周に設置されているドレインキャップや側溝等を清掃可能にする管理人の鍵で開く扉付きメンテナンス用通路が無かったのです。その様な物件では定期的に清掃人が専有部分の住戸内を通らなければなりません。住んでいる方にとってはとても迷惑な嫌な事です。この様なプランは売主及び設計者の配慮不足です。

「 ルーフバルコニー 」付き住戸を購入しようとしている方は「 ルーフバルコニー 」手摺の外周に設置されているドレインキャップや側溝等を清掃可能にする管理人の鍵で開く扉付きメンテナンス用通路が有るか否かの確認が必要なのです。若しその様なメンテナンス用通路が無ければその物件は配慮不足ですので控えた方が良いと思います。

この件に関しては,良い一流の売主の「 設計基準書 」にはキチンと書かれています。

私も大手設計事務所に居た頃に設計したマンションでは「 ルーフバルコニー 」付き住戸の「 ルーフバルコニー 」手摺外周に設置されているドレインキャップや側溝等を清掃専用の管理人の鍵で開く扉付きメンテナンス用通路を必ず設置していました。

こういう気配りを絶対に行なうのが,一流のディベロッパー( 売主 )や入居者へ配慮の有る設計者なのです。

次回は「 ルーフバルコニー 」付き住戸の3つの注意点の3番目のお話を致します。

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