究極のホテルライクなマンションとは。-1

究極の贅沢な住まいの究極はホテルのプレジデンシャルスイートルームでの生活だと思います。

私は約20年前に海外の仕事で1度だけ海外の有名ホテルのプレジデンシャルスイートルームに4泊した事がありました。

今回は究極の住まいであるプレジデンシャルスイートルームのお話を致します。

私の様な庶民はプレジデンシャルスイートルームの中に入っただけで最初は気おくれ致しました。

ホテルの最上階の1フロアーの半分がプレジデンシャルスイートルームでした。

この宿泊では後々のスーパー億ションの設計に大変勉強になりました。

まず驚いたのは,1階でエレベーターに乗って最上階ボタンを押す前にルームキーを差し込んで回してからでないと最上階ボタンが点灯しませんでした。セキュリティーを考慮してのシステムです。

そして最上階のプレジデンシャルスイートルームのドアーをベルボーイが開けてくれまして,中に入ると驚きの数々でした。

入口から幅の広い廊下が有り,まず20人は入れるドリンクバー付きの会議室の扉が有り廊下のその先に家族や随行員用のバスルームが付いたベッドルームが2室有りました。

更に廊下を進みきますと,広い50帖位のリビング・ダイニングルームとキッチンがありました。その一番奥にマスターベッドルームが有りました。

マスターベッドルームの中には広さ約6帖位の書斎部屋がベッドルームの脇にあり,仕事が出来る様になっており,広いウォーク・イン・クロゼットもベッドルームの脇にありました。マスターベッドルームの専用バスルームの中は浴槽と別にシャワーブースと便器,ビデがありました。このバスルームの中の脇には,広く( 約4帖程 )椅子が有り座れるパウダールーム(洗面化粧室)が付いていました。

ハード面(室内レイアウト)だけでも驚きの連続でしたが,ソフト面でもびっくりでした。チェックインの手続きがルームの中で出来た事と,更に驚いたのはバレット(召使)が交代で24時間このプレジデンシャルスイートルームのキッチンに居る事でした。

部屋の清掃等は別のハウスキーパーが行っており,このバレットのサービスが半端ではありません。

会議室で仕事の打ち合わせの時はドリンクバーに居てコーヒーやドリンク等のサービスをしてくれますし,私がリビングルームでくつろいでいる時はソフトドリンクを作ってくれて,就寝前には翌朝の朝食のメニューを私に聞いてきました。

翌朝,前日の仕事の疲れで朝10時ごろ起床してシャワーを浴び,バスローブのままリビング・ダイニングルームへ行きますと,

昨晩私がリクエストした温かい朝食が食卓テーブルのランチョンマットの上に鎮座していました。

そして朝食後,私に昼食と夕食はどうするのかバレットが聞いてきました。昼食は外で仕事の打ち合わせが有るのでパスし,夕食は仕事関係の人を4人連れてくるからと言いましたら,メニューは何が良いかを聞いてきました。私はUP TO YOUと返事をして出かけました。

そして仕事で部屋を出て1階のエントランスに行ったら運転手付の車が待っていました。バレットが事前に1階に連絡して車を用意してくれたのです。至れり尽くせりです。

更に外出中に電話で洗濯物をバレットに依頼したら,ランドリーサービスの人を呼んでその日の夜にはキチンとプレスされたワイシャツや下着が箱に入ってマスターベッドルームのウォーク・イン・クロゼットの中に置いてありました。まだまだ沢山驚きが有りました。

今思いますと,本当にセレブな4泊5日の海外出張でした。当時はクライアントの会社がホテル代金やファーストクラスの飛行機代金を別途に負担してくれましたので体験できたのです。現在の海外出張や海外旅行は良くて,セミスイートルーム宿泊で飛行機はCクラス( ビジネスクラス )程度になってしまいました。

次回はこの海外のホテルでのプレジデンシャルスイートルーム宿泊体験を基に高級マンションのハード面やサービス(ソフト面)を如何にマンションに反映させるべきかをお話致します。

次回を楽しみにして下さい。

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