住みたい場所や住んでいる場所の標高をチェック

8月末に内閣府が東海・東南海・南海地震の震源域が連なる南海トラフ(浅い海溝)の最大級の巨大地震に関して公表致しました。

内容は大まかに申し上げますと,マグニチュード(M)9・1の地震で最大34メートルの津波が太平洋岸を襲い,震度7の強い揺れなどで最大約238万棟が全壊・焼失すると推定し, 津波は広い範囲で高さ20メートル前後となり,最大は高知県土佐清水市と黒潮町の34メートルで東京都区部や大阪市は3~5メートルになると推定しています。

東日本大震災の時では津波に依る被害が大きかったので,今回はこれからマンションや戸建の購入を予定して入る方や現在住まわれていますマンションや戸建の地盤面の標高を調べる事をお奨め致します。

標高とは大雑把に申し上げますと海面の高さをゼロとし,そこからの高さ標高或いは海抜と言っている様です。

そこで皆様が標高を調べられるのには,国土交通省・国土地理院が先日試験公開致しました「 標高がわかるWeb地図 」でチェックされると良いと思いましたので御報告致します。URLは以下です。

http://saigai.gsi.go.jp/2012demwork/checkheight/index.html

この地図で標高が分りましたら,次に南海トラフの巨大地震で公表されました各地の津波の想定高さをチェックされると良いと思います。各地の津波の想定高さのチェックは内閣府が公表しております「 南海トラフの巨大地震による最大クラスの津波高( 分布地図 )<満潮位>【各県版】 」を御覧になればおおよその津波高さが分ります。URLは以下です。

http://www.bousai.go.jp/jishin/chubou/nankai_trough/tuikasiryou.pdf

この津波高( 分布地図 )を参考にされて,今後住みたい場所や住んでいる場所の標高が低い場合,住みたい場所や住んでいる場所の再検討をされる事をお奨め致します。

尚,マンションの場合,例え10階( 高さ約30m )の住戸でも,1階の標高が津波の想定高さより低ければNGです。理由は1階エントランス,機械室やエレベーターが水に浸かってしまいますと,水が引くまで出入りが困難になったり,エレベーターが作動しなくなったり致します。また更に,そのマンション全体の資産価値も落ちると思いますのでマンションの建っている地盤面の標高を重視してください。

内閣府がこの処頻繁に「 南海トラフの巨大地震 」に関して,震度分布図等も公表していますので,何か近々発生する様な感じがしております。

近い将来に大地震が来た時の為に,飲料水や保存食等の用意をされる事も合わせてお奨め致します。

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