簡単なモデルルームチェックで判るデベの質

今回は建築に疎い方でもデベの質の良否が判る方法をお教えいたします。

まず,このコラム363号『 「 直床 」仕様のデベの質は…。 』でも書きました様なデベは購入検討に値しないデベですので論外です。再度御読み下さい。URLは以下です。

https://s.sumai-surfin.com/columns/category/50/363

この363号の内容以外で,モデルルームを見て簡単に購入検討に値するデベか否かをチェックする項目が最低3項目有りますので御説明いたします。

1,洋室,洗面室やトイレ等の扉上部に「 公衆便所 」に付いている「 コート掛け状戸当り 」
が設置してありましたら,そのマンションデベの体質は約30年前の価値観です。思い
切り扉を開きますと「 コート掛け状戸当り 」がモロに間仕切り壁に当り壁が凹んでし
まう恐れが大きいです。また見栄えも悪く感性を疑ってしまいます。

2,キッチンシンクに設置してあります水栓をチェックして下さい。水栓の首振り範囲がシ
ンクの外に出てしまう様な代物を設置していましたら,そのデベは勉強不足です。子供
がイタズラし,水栓のシングルレバーをアップして水を出し水栓の首がシンク外に有れ
ば当然台所の床は水浸しになり,下階住戸にも迷惑をかけてしまいます。

3,トイレの便器の先端から正面の壁面又は扉面までの離隔寸法が55センチ以下の場合
です。これは本来,洋便器の先端から正面の壁面又は扉面まで60センチ離隔する事と
「 建築設計資料集成 」に掲載されています。私は100歩譲って離隔寸法を55セ
ンチ以上確保と規定しています。理由は成人男子が大便をした後に,トイレットペーパ
ーで御尻を持ち上げて,拭く時に離隔寸法が55センチ以下ですと正面の壁や扉に頭を
ぶつけてしまいます。大抵,メジャー( 巻尺 )はモデルルームに有りますので,それを借
りて是非,離隔寸法の測定をして下さい。

上記3点の一つでもモデルルームチェックで該当致しましたら,そのマンションの購入検討を私は絶対にお奨め致しません。デベの体質が悪いのです。

現在,新規に分譲されているマンションのほとんどは,最低この3点はクリアーしています。

更に言わせて戴けるのであれば,この3点も検討されていない様なマンションを分譲するデベは最低な会社です。利益最優先で顧客への配慮は皆無に等しいのです。上記363号コラム内容のデベ同様に全く勉強せず進歩しておりません。

マンションのモデルルームをチェックして,上記のチェック3項目の1項目でも該当していましたら時間の無駄ですので,直ぐに出て他のデベのモデルルームを見る事をお奨め致します。

簡単な誰にでも出来るチェック項目ですから,モデルルームに行ったら是非実行して下さい。

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