「オール電化マンション」の問題点。

最近にわかに「オール電化」のマンションが増えてきましたので,私なりに問題点を挙げておきます。

まず,IHクッキングヒーターですが電磁波で熱を発生させますので平底の鍋しか使用できません。丸底の中華鍋が使えません。ガスコンロと比較して野菜炒め等の料理を作ってみますと食感がイマイチです。特にピーマンを炒めるとわかりますが「IHクッキングヒーター」の方は美味しくありません。

また,電磁波を発生いたしますので人体に若干の影響が有るのではないかと一部の学者が言っておりますが実証はされていません。言及はできませんが少々不安です。

「オール電化」の一番の問題点は給湯システムです。「オール電化」の給湯システムは深夜電力(昼間の電気代より安い電気)でお湯を作り「貯湯タンク」に貯めます。

この「貯湯タンク」は我国では「危険物」扱いになっていますので「貯湯タンク」から出るお湯の圧力が1KG/平方センチ未満に抑えられています。ほとんどの「貯湯タンク」はお湯の出口の圧力を0.9KG/平方センチにしております。

具体的にどの様な現象になるかと言いますと給湯の圧力が0.9KG/平方センチですと,シャワーの勢いが「ガス瞬間湯沸し器(ガス24号給湯器)」より「かったるい」のです。

毎日使うシャワーのお湯の勢いが弱いとちょっとムカつきます。

私も過去に貯湯タンク式の給湯器を使った経験があるのでこの感覚は良く判ります。当時設備設計者に理由を聞いたら上記の返事でした。

「貯湯タンク」から出るお湯の勢いを強くする方法を聞きましたが,小さな圧送ポンプを付けるしかないと言う事で諦めて,ガス24号給湯器に交換致しました。

その後は快適にシャワーが浴びられ満足しています。

ガスは危険だと良く言う方がいらっしゃいますが,現在ガスのシステムでは三重の安全対策をしていますので問題はありません。極端に言えば「ガス自殺」はできない様になっています。

最後に申し上げておきますが私は「ガス会社」の回し者ではありません。私の書いた本には「ガス温水床暖房」に関しては「ランニングコスト」におおいに問題有りとして,高収入者向けのマンションには良いが通常の「ファミリーマンション」では「2年目から使わない設備ナンバー1」と書いてありますのでそちらをお読み下さい。

やはり住宅やマンションは電気とガスが両方供給されている方が快適です。

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