配慮ある販売図面

今回は,先日の「 内覧会 」同行チェックでのお話を致します。

私の「 内覧会 」同行チェックは現地での「 内覧会 」開始時刻の1時間前に依頼者の方と御会いして「 物件資料一式 」(メインパンフレット,販売図面集一式や重要事項説明書等)と購入契約後に売主から送られてきた物件内容変更等の書類をチェックさせて戴きます。

依頼者と物件の最寄り駅で御会い致しましてから近くの喫茶店で先程の「 物件資料一式 」と購入契約後に売主から送られてきた物件内容変更等の書類を拝見し,チェック致しました。それをしていましたら,顧客に配慮した図面が含まれていましたので皆様に御報告いたします。

その,顧客に配慮した図面はA3サイズの紙1枚ですが,そこには依頼者( 購入者 )が購入した住戸の階の平面図が書かれており,更にその階の住戸プランもその図面にシングルライン( 単線 )で書き込まれていたのです。

そして,専用部分と共用部分が色分けされていましたので,とても見易く配慮されていました。

通常はこの様な図面が付いていません。販売用の各階平面図は住戸タイプの配置表示だけで,住戸プランは書き込まれていません。ですから,購入者の方の住戸に影響する上下左右の住戸プランを各階平面図から各々抜き出して,購入者住戸の主寝室の左右の住戸と上階住戸に水周り等,音を発生する部屋の有無を確かめます。

今回,先程の平面図が有りましたので,購入者住戸の左右隣接している住戸タイプにプランが書き込まれていましたので簡単にチェックできました。尚,購入者の方もこのコラムの読者だそうで,もう既にそのチェックはこの図面で行なっていました。

この様に建築に疎い購入予定者等に配慮した図面を販売用「 物件資料一式 」の中に付与している様な配慮あるデベの物件は,さすがに主寝室の脇の住戸に音を出す水周りは配置されておりませんでした。

但し,残念なのは,異なる住戸タイプの配置の階の平面図と上下階住戸タイプの住戸プランの販売図はもらえなかったそうです。

特に今回,購入者住戸の上階は全く同じ住戸タイプの配置でしたが,下階は住戸タイプの配置が異なっていましたので,下階平面図の住戸に住戸プランが記入されているものも購入者( 購入予定者 )にお渡しすれば顧客対応は満点に近いです。

今回この様な図面を付けてくれたデベは皆様が一番良く御存知である不動産業界のフラッグシップの会社です。

販売資料一式の中にこの様な顧客に配慮した図面が含まれているのは,初めてでした。
ですので,ちょっと感心いたしましたので皆様に御報告を致しました。

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