「 新木場 」「 新浦安 」実査の御報告

私の恩師である,不動産研究家の方と先日久々に御会いし,昼に会食しました時に「 碓井さん,新木場と新浦安の現状は絶対に見た方が良いよ。 」と言われました。

そして,鞄の中から「 新木場 」と「 新浦安 」の地図をコピーされた物を出されて,それぞれの地域で是非見るべき箇所を数箇所マーキングされて私に下さいました。

尚,この方は不動産業界ではとても有名な方で,セミナー等では歯に衣を着せないトークで不動産業界の本当の実情を忌憚無く話して下さる方です。

会食後,早速私は有楽町線で「 新木場 」へ行き駅より海側の方のマーキングされた場所まで歩いて行きました。途中の歩道がうねっており,かなり沈下した歩道の中央付近のマンホールが歩道より約20センチ強盛り上がっており危なく転びそうになりました。

更に海側の方に歩いて次のマーキングされた所にいきましたら,「 液状化現象 」で吹き出たヘドロ状の土?が溜まって異臭をはなっていました。私の推測ですが「 新木場 」は「 埋立地 」ですので,地面の下は若干の土で,土の下に埋まっている産業廃棄物等が地震に依り化学反応を起こし,異臭を放つ何かが「 液状化現象 」と共に地表面に出てきたのではないかと思います。

「 東日本大震災 」よりかなり日にちが経ちましたので,既にうねっていたかなりの歩道の部分の舗石を剥がして,アスファルト舗装に改修しておりました。

「 新木場 」は工場が多く,工場敷地内の舗装されていた車路が未だに沈んでいたり,うねっていたりしている箇所が有りました。

「 新木場 」は約30年に埋め立てられた人工の島です。ちなみに,建築基準法に関する建設省告示では「 第三種地盤:地盤が著しく軟弱な区域 」とされています。

その後,「 新浦安 」に行き,不動産研究家の方から戴いた,是非見るべき箇所をマーキングされた地図( コピー )を手に持って,マーキング箇所に向かいました。

「 新浦安 」の駅を降りて,主に戸建の住宅街に参りましたら,傾いている家が結構有り「 液状化現象 」の怖さを改めて認識致しました。更にマンション地域ではマンションのエントランスより外の地盤が沈下している物件が数棟有りました。

これらの現象を実際に見ますと「 埋立地 」では以前から言われていたとおりに,地震時には「 液状化現象 」が起こり易く,その被害の大きさを実感致しました。

これらの事から「 築地市場 」が「 埋立地 」である「 豊洲 」に移転の計画は是非見直して戴きたいと願います。今回の「 東日本大震災 」で「 豊洲 」でもかなり「 液状化現象 」が発生したとの事ですので…。

手前味噌になりますが,私は6年強以前より,マンションの「 購入相談 」をしていますが,その都度「 埋立地 」の物件は控えた方が賢明ですよ…と依頼者に伝えていたのが実証された事で具申した甲斐がありました。

尚「 埋立地 」では無い地域でも「 液状化現象 」が起こり易い場所がありますので,お知りになりたい方は私に相談をして下さい。

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