マンションは「天井高」より「階高」が大切-2。

前回は「階高」を下げる事は売主側にとっては安直な工事費削減方法ですが,購入者にとっては何のメリットも無いというお話でしたのでその続きを解説致します。

「階高」は1階層ぶんの高さですがこの高さが適正でないと玄関扉や洋室の窓の上端の高さが低くなってしまいます。

適正な「階高」を確保していないマンションの玄関扉の高さを計測すると直ぐにわかります。最近の一流ディベロッパーのマンションの玄関扉の高さは2.05メートル~2.10メートルは有ります。

この玄関扉の高さが2メートル又は2メートル未満であれば「階高」は低いと想像できます。また住戸内の洋室(LD以外)の窓の上端の高さが床から2メートル及び2メートル以上あれば適正な「階高」を確保していますが,2メートル未満でしたら要注意です。

人間工学上,出入口等の開口部の適正高さは身長プラス30センチと言われていますので,玄関扉の高さは身長プラス靴高さプラス30センチですから最低でも2.05メートルは必要だと思います。

最近は子供の平均身長も高くなっていますので,欲を言えば玄関扉の高さは2.1メートルを確保して欲しいです。

洋室の窓もサッシュ上端の高さが高ければ高い程,同じ広さの部屋でも広く感じます。

これらの高さはすべて「階高」で決まってきます。ですから適正な「階高」は重要なのです。

前回も申しました様に「階高」が低ければ「二重床」にもできない事が多いのです。

モデルルーム・販売事務所に行って「階高」はどの位ですかと聞いて「天井高」を答えたり,「階高」って何ですか?…と言われたらそのディベロッパーはキチンとした社員教育をしていないレベルの会社ですから即,他のディベロッパーの分譲マンションを検討いたしましょう。

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