再開発マンションでの住戸の選び方

今回は最近多い再開発マンションの中の住戸の選び方のお話を致します。

再開発は着手してから着工するまでにかなりの歳月を費やします。
再開発予定地域に以前から住んでいる人や,商店を営んでいる人等の地権者( 事業協力
者 )との権利返還の調整にかなりの労力と時間がかかり何十枚も図面を書きます。

具体的には再開発マンションの場合,再開発予定地域に住んでいる人の土地及び建物評価額に見合った住戸広さ( 専有面積 )と住戸の位置の調整が難航致します。

私の経験では30年以上位かかった物件も有ります。

さて,再開発マンションを購入する際,住戸の選び方が重要なので御説明致します。

私が常々申し上げています様にマンションのクレームの多くは音の問題です。

特に再開発マンションはほとんどが超高層マンションです。
高さ60m以上の超高層マンションは軽い建材で構成されていますので上下左右住戸の音が伝わり易いのです。遮音性の高さは建材の重量に比例致します。

そこで,このコラム292号『 「販売図面集」での大事なチェックポイント。 』でも申し上げましたが,購入予定住戸の位置の選択が重要なのです。上下左右住戸の音に悩まされない位置を選ばなければ後悔致します。

再開発マンションは分譲住戸の住戸プランは販売図面集の中に載っていますので分りますが,地権者の住戸プランは公表致しません。地権者のプライバシーを遵守しているからです。

ですので,購入予定住戸の上下左右に地権者住戸が有りましたら,避けた方が良いのです。
地権者住戸の水周り(浴室やトイレ等)が何処に有るか分りません。もし購入予定住戸の主寝室の上や隣に有りましたら,熟睡できないケースが多々生じています。

再開発マンションの中の住戸選びはまず立面図形式の価格表を見て,地権者住戸や店舗の位置が書いてありますから,それら地権者住戸・店舗等が上下左右に隣接しない位置の範囲で購入予定住戸を選択した方が賢明だと思います。

PS:月刊「 宝島 」11月号( 9月25日発売 )に私の書いた記事が載っていますので,
  御覧戴ければ幸いです。

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