「 ツイストロックコンセント 」は適所に必要

今回は電気のコンセントについてのお話を致しましょう。

分譲マンションの販売図面集の中の住戸プランに色々なコンセントのマークが表示されています。コンセントには色々な種類が有りますので簡単に御説明致します。

最近の分譲マンションでは,「 マルチメディアコンセント 」や「 アース端子付コンセント 」等が適所に設置されています。

ほとんどの新規分譲マンションでは「 マルチメディアコンセント 」は各居室に設置されています。「 マルチメディアコンセント 」とは100Vの電源用差し込み口( アウトレット )と電話の「 モジュラージャック 」差込口( アウトレット )とテレビのアンテナ回線のアウトレットが正方形状の一つのプレートに納まっているものです。

この「 マルチメディアコンセント 」,LDには2ヶ所設置され,他の洋室には各々1ヶ所設置されているのが適正です。

キッチン,トイレや洗面室内の洗濯機用コンセントは「 アース端子 」付きになっています。

さて,ここで今回の本題である「 ツイストロックコンセント 」についての必要性についてのお話を致しましょう。

「 ツイストロックコンセント 」とは電気器具のプラグをコンセントの円弧状の湾曲した差し込み口( アウトレット )に差し込んでしっかり時計回り( 右回り )に回しますとプラグが抜けない様になっているコンセントです。「 抜け止めコンセント 」とも言われています。

この「 ツイストロックコンセント 」の良い点は電気器具のプラグを差し込んで右回りに回しますと,抜けない事です。尚,電気器具のプラグを抜く時はプラグを左回りに回すと,抜けるのです。

電気器具でコンセントに差しっ放しの冷蔵庫,洗濯機,電子レンジやウォシュレット( 洗浄暖房便座 )等にはこの「 ツイストロックコンセント 」が最適です。電気器具のプラグが地震等でコンセントから半分弱ほど抜けたままでいますと,プラグの差込刃に通電性の有る埃等が溜ってきます。そうしますと,その埃等が燃えて火事になる事が有るとも言われています。

私が以前見ました棟内モデルルームでは,流し台の中のディスポーザー用のコンセントに「 ツイストロックコンセント 」を採用していました。こういう所に気配りの有る物件は全てに入居者への配慮が行き届いているのです。

今後は私は「 設計監修 」する物件ではディスポーザー用コンセントをはじめ「 ツイストロックコンセント 」を住戸の廊下や「 マルチメディアコンセント 」内に設置をデベに提案するべきだと感じました。

住戸の廊下のコンセントにはよく掃除機のプラグを差し込むのですが,そのコンセントからだんだん離れて掃除していますと,たまにプラグが外れ掃除機が止まってしまいますので「 ツイストロックコンセント 」にしましたらその様な現象が起きないのでは…と期待しています。

また「 マルチメディアコンセント 」からパソコン電源のプラグを差す入居者が多いと聞いていますので,パソコン使用中には絶対に抜けない「 ツイストロックコンセント 」の必要性を感じました。

通常のコンセントと「 ツイストロックコンセント 」の1個当たりの価格差は500円~700円程度のアップです。

1住戸に「 ツイストロックコンセント 」を10ヶ所設置したとしも電気設備工事費が5千円~7千円程度アップしますが,それに依る顧客満足度は大きいと思います。

この様に入居してからでないと,ありがたさが実感できない箇所に配慮しているデベの物件はお奨めです。

モデルルームに行かれたら,こういう所をチェックしてマンションの購入判断をして下さい。

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