住んでから後悔しない住戸の位置の簡単な検証方法。

今回は居住してから後悔しない住戸の位置の簡単な検証方法を御説明致します。

皆様が購入したいと思っている分譲マンションの販売事務所・モデルルームへ行きますと総合パンフレット,図面集や価格表等が貰えます。

そのマンションで,どの住戸を選択すれば住みやすく快適かを簡単に御説明しましょう。

まず,図面集の中の各階平面図の中間階(例えば10階建てならば5階)の平面図を開いて下さい。

前回も申しましたが,外階段やエレベーターの前の住戸は若干価格が安いですが避けましょう。住戸の外廊下側の洋室が暗く,克つ覗かれる恐れがあります。また,夜静かな時にエレベーター扉の開閉音や外階段を歩く音がコンクリートに伝わって(固体伝播音)聞えてきます。

「L字型配棟」や「コの字型配棟」の折れ曲がった箇所の「角住戸」は価格が高い割りに玄関ポーチが暗かったり,接している別の棟の窓が近く採光に難が有ります。

エントランスホールの上の住戸はオートロックの自動ドアの音に要注意です。自動ドアの開閉音は空気伝播音では無く固体伝播音が主で住戸内に伝わってきます。自動ドアのエンジンの固定での遮音対策を完璧にするのは困難です。特に深夜は自動ドアの開閉音が良く聞えるマンションが多いので多少価格が安くても他の住戸を選びましょう。

電気室(東電借室)やポンプ室の隣や上の住戸も音で悩まされますので要注意です。特に電気室内のトランスは重低音が発生いたします。この重低音も固体伝播音でコンクリートに伝わり遮音対策が一番困難です。ポンプも最近は圧送ポンプが2台交互運転をしていますがしょっちゅう回転しています。このポンプの回転音も固体伝播音で躯体を伝わって聞えてきます。

最後に機械式駐車場のすぐ側の住戸です。やはり夜間静かな時に機械式駐車場から車を入出庫されますと機械の音だけでなく自動車のエンジン音がかなり気になります。地下駐車場の場合はその上の住戸は要注意です。

将来後悔しない為にも上記に挙げた住戸を避けて住戸選びをして下さい。

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