「地上デジタルテレビ放送」対応は…?

現在の「アナログテレビ放送」が2011年7月24日で終了し,「地上デジタルテレビ放送」(地デジ放送)に移行すると総務省はコメントしています。

もう既に2006年12月までに全国都道府県庁所在地で「地デジ放送」は開始されており,その後放送エリアを順次拡大して,2011年7月24日までに現行の「アナログテレビ放送」を終了してしまうそうです。

「アナログテレビ放送」の終了をもう少し延長するという噂もありますが疑問です…。

さて,ここで困ったのは私が現在「設計監修」していますマンションの完成予定が2011年4月なので「アナログテレビ放送」と「地デジ放送」の両方に対応しないとならないのです。「アナログテレビ放送」「地デジ放送」対応の為にアンテナを2基設置しなければならないのです。

各住戸に電波を送るのは「アナログテレビ放送」「地デジ放送」のアンテナ線を混合器で混合して配線は1本でいけるので大丈夫だそうです。

更に「BS放送」「CS放送」用のパラボラアンテナからのアンテナ線も「アナログテレビ放送」「地デジ放送」と一緒の混合器に入れますと各住戸への配線は1本でいけるそうです。

先程の総務省のコメントの様になりますと2011年の7月24日以降は「アナログテレビ放送」用のアンテナは無用の長物になって無駄になります。僅か3ヶ月で粗大ゴミになってしまうのです。

そこで電気設備設計者が『ケーブルテレビ(CATV)を導入すれば「アナログテレビ放送」「地デジ放送」以外に「BS放送」「CS放送」のテレビ放送受信もアンテナが不要ですから,そっちの方で検討しましょう』と提言してくれまして,早速「CATV」会社の技術の方に来ていただいて説明を受けました。

結論を先に大雑把に申し上げれば「CATV」は「アナログテレビ放送」「地デジ放送」だけの受信であれば毎月の料金はかなり安く,中には無料の会社もありおおいに賛成です。

しかし「CATV」で「BS放送」「CS放送」を受信した場合は,それぞれの受信料金が追加で徴収されます。

しかも,1住戸でテレビが2台有り両方で「BS放送」「CS放送」を見ようと致しますと「BS放送」「CS放送」の受信料金は2倍になります。この毎月の負担は大きいです。

これがネックになり現在「設計監修」のマンションは「CATV」を導入し,「BS放送(110度CSデジタル放送受信可)」用のパラボラアンテナだけは建物に独自に設置して「CATV」の回線と混合して各住戸に配線する事に致しました。

この様にすれば「BS放送(110度CSデジタル放送を含む)」を1住戸で2台以上のテレビで見ても「CATV」へ払う「BS放送(110度CSデジタル放送を含む)」受信料は何台のテレビで見ても無料です。そして「NHK」に支払う「BS放送」の受信料は1台分で済みます。

※ 「CS放送(スカパー!HD)」はアンテナを取り付けていないため、「CATV」より受信致します。ですので、受信料金はテレビの台数分払わなければなりません。(7/1 追記修正)
しかし、このシステムが現在の処ベストに近いベターだと思います。

尚,現在は電話(インターネットを含む)の「光ケーブル」から分岐して「CATV」が受信できるそうですが,その場合の「CATV」の受信料がかなり高額なので今回私が「設計監修」している物件ではその方式は採用致しませんで,「光ケーブル」の引き込みは致しましたが電話とインターネットのみに使用できる様に致しました。

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