玄関扉の把手(とって)は…。

久々に中古マンションの「現地同行」チェックで築10年強の住戸を見てきました。

依頼者の方と現地のマンションに行き住戸の玄関扉を開けた時に何か違和感を感じました。

その違和感とは玄関扉の把手(とって)の形状と開閉時のアクションでした。

最近の新築マンション住戸の玄関扉や,モデルルームの玄関扉に付いている把手は、開く時に引いたり押したりする「プッシュプルハンドル(パニックオープン型)」が主流となっています。しかし10年程前まではレバーハンドルが主流でしたので、現地同行させて頂いた中古マンションの住戸玄関扉も当然通常のレバーハンドルでした。
プッシュプルハンドルを使い慣れているせいか、久しぶりのレバーハンドルの感触に違和感を感じてしまったという訳です。

「プッシュプルハンドル(パニックオープン型)」とは共用廊下から住戸に入る時は把手を引っ張って扉を開け,住戸内から外に出る時は把手を押して楽に扉を開けられるものです。

特に「プッシュプルハンドル(パニックオープン型)」は住戸内で火災発生時に玄関扉を開けるアクションが把手を押すだけで開きますので子供や老人でも非難し易い様になっています。

玄関扉の把手がレバーハンドルですと非難時に開ける時にはハンドルのレバーを下方向に回してから扉を押さないと開きません。

マンションの玄関扉は鉄製で防火戸にしなければならないので,住戸内の木製扉よりかなり重く,更に常時閉鎖の為のドアークローザーも付いていますので子供や老人にとって開閉はかなり大変です。

その様な理由で最近のマンションの玄関扉の把手は「プッシュプルハンドル(パニックオープン型)」になったのです。

マンションの玄関扉の把手,約30年位前は円形の握り玉の様な形状で濡れた手で回すとすべってしまい子供等は開閉動作が大変でした。その後レバーハンドルになり現在はほとんど「パニックオープン型」ハンドルになったのです。

マンションで使われている「プッシュプルハンドル(パニックオープン型)」は形状が2種類有ります。

縦の棒状のものと,平らな正方形に近い形状のハンドルです。

私の独断と偏見で申し上げれば,縦の棒状で若干湾曲したハンドルでハンドルの上下に鍵が2個組み込まれているタイプのものが重厚感が有って好きです。

マンションの住戸玄関扉は重厚感が有ると高級に見えます。

私は住戸玄関扉に関してはかなりこだわりを持っていますので,このコラムの116号,137号,138号,139号と過去4回書いていますのでそちらも御覧下さい。

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