老後を視野に…。

先日の4月23日木曜日の朝日新聞朝刊17面に「住まいサーフィン」サイト運営をされているアトラクターズ・ラボ 株式会社の沖社長のコメントが写真入りで大きく載っていました。

テーマは『「年金試算」…点検可能な情報を公開せよ。』でとても判り易く書いてあり,私の様な「建築オタク」でも理解できました。

御覧になっていない方に肝心な所を申し上げますと,現在の若年層から中年層の方々がもらえる年金は現在よりもっと少なくなるという事です。

私も年金をわずかながらもらっていますが,満額もらえるのは65歳になってからだそうです。

我国の福利厚生は「オソマツ」でイギリスの様に「ゆりかごから墓場まで」的な面倒はみてくれません。

そこで,老後の生活を視野に入れて「マンション」等の住宅購入を考えなさいというのが今回のコラムの主旨です。

我々「団塊の世代」の住宅購入に関しては『「団塊世代」のマンション選びは…。』というタイトルで2年前,このコラムの115号に詳しく書きましたのでそちらをお読み下さい。

今現在,マンション市場でメインターゲット(主要顧客層)になっている,40歳代の方や30歳代の「団塊の世代ジュニアー」の方々に「年金問題」を視野に入れてマンション購入の計画を立てないと大変ですよと警告をしているのです。

超大手企業に定年まで勤務していましたら「企業年金」がプラスされますので,現在時点では老後に支給される1年の総年金額は約400万円程度支給されています。まあ並の生活はできると思います。

処が「更生年金」と「国民年金」だけですと1年に支給される総年金額は250万円強です。この金額ですとマンションに御住いの方は毎月の「管理費」「修繕積立金」「駐車場代」「電気代」「ガス代」「電話代」や「土地」「建物」の固定資産税を差し引きますと手元に残る年金額だけでは生活はかなり苦しくなります。当然「預貯金」の持ち出しになります。

この「年金」支給額も将来かなり少なくなるという事ですからその辺も加味してマンション購入計画を立てて下さい。

平均寿命が毎年高年齢化していますので「年金受給」時点から「送られ人」になるまでにどの位のお金を用意しておかないとならないのかをおおまかに計算してマンション購入をしないと楽しい「老後」は迎えられません。

マンション購入前に毎月払わなければならない「管理費」や「修繕積立金」を良くチェックして将来支給される「年金」や「預貯金」の中から払っても「ソコソコ」の生活ができるかどうかを大雑把にでも検証しておく事が大切ではないかと思います。

今回は私のテリトリーでないお話を致しましたのでかなり大雑把になってしまい申し訳ございません。

次回は私の専門分野の楽しいお話をするつもりです。楽しみにして下さい。

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