私の内覧会同行チェック

私の内覧会同行チェックは機械的に行うと前回「内覧会同行チェックは手遅れ!」で書きましたが,補足説明を致します。

私の場合は私自身が1人で行いますので「傷」や「汚れ」は依頼者にも一緒にチェックして戴きます。私が見る所は主に入居後に入居者が自分自身でメンテナンスを行わなければならない所を重点的に見ます。

例えば最近,特に多いのが網戸が外せない面格子の取り付け方です。これは事業主やゼネコンが「モデルルームと同じです。」と言っても絶対に納得致しません。以前,ゼネコンの人が「部屋内から面格子取り付けのビスを外せば面格子が外れて網戸も外せますから問題無いです。」と言われました。私だってその位の事は充分承知ですが取り付けは出来ないと知っていたので実際にその人に実験してもらいました。案の定,面格子は取り付け金具のビスを緩めて外すのは割に簡単でしたが,再度取り付けは結局その人では出来ませんでした。職人さんが2人来てやっと取り付けました。

私は事業主,設計者とゼネコンの人に「入居者は素人さんで職人ではないのですよ。網戸が外せる面格子の設置方法を再考して下さい。」と御願い致しましたが,なかなか良い返事が出てきませんでした。結局,私がお金がかからない良い方法を事業主,設計者とゼネコンに伝授致しました。

ほんの一例ですが,私の是正指摘事項は入居者が住んでから気付いて困る所を重点的にチェックいたします。モチロン,床の水平や壁の垂直等のチェックは致します。また動く所は全て動かしてスムーズかどうかもチェック致します。

本来プロの行う内覧会チェックは入居者が将来メンテナンスできるかどうかをまず見るべきではないかと思います。

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