「氷河期」に入ったマンション業界

先日の22日(日)に「住宅金融支援機構」(旧住宅金融公庫)で行なった小生のセミナーに190名強の方が参加して下さいました。

当日は雨でしたので参加申し込みされた方がいらっしゃってくれるかが心配でしたが,多数の方に来て戴き感謝致しております。

この私の行ったセミナーのタイトルは「良いマンション 悪いマンションの見分け方 2008 プロが教えるマンション選びのポイント」です。

これからマンションを購入しようという方向けのセミナーです。

ところが,参加者のお顔を拝見致しますとマンション業界関係の方がかなりおいでになっていましたのにはびっくりいたしました。

私の様な歳になりますと私服を着ていらっしゃっても不動産業界の方や建設業界の方は何となく素人さんとは違うなと分ります。私がしゃべっている内容でも素人の方と業界の方ではうなずくポイントが違うのです。マンション業界の方が多く聞きにきていると言う事はかなり危機を感じている表れだと感じました。

2004年から「住宅金融支援機構」の御好意により毎年「御座敷」がかかり,購入者向けのセミナーを行っておりまして,今回で5回目ですがこの様に多くの業界関係者が出席されたのは初めてです。

このセミナーでは現在のマンション業界の不況を間接的に体感致しました。

今年に入り,かなりの数のマンションが売れていないのを「現地同行」チェック等で実体験致しましたので最近,私はこの状況を「マンション氷河期」と呼んでいます。

この状況と似ていた時期が昭和55年~昭和60年までの約5年間でマンションの売れ行きはひどいものでした。マンション暗黒時代と呼ばれていました。

しかし,そういう時期に良い商品企画・プランのマンションが幾つか出てきました。

手前ミソになりますが,その時期に私の設計した数物件が評価され「即日完売」致しまして業界の話題になりました。
人間,窮すればすばらしいアイデアが出て良いプランが設計できるものです。

現在,マンション購入を考えていらっしゃる方に申し上げます。

作れば売れていた時と違い,この様な「マンション氷河期」に良い物件が出てくるのです。

新規分譲マンションの情報をインターネット等でチェックし,期待致しましょう。

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