超高層マンションの最上階付近は要注意

先日,岩手で大きな地震が有り驚きました。亡くなれた方には心より御冥福をお祈り致します。

このところ,中国の四川でも大地震が発生し,いずれ首都圏でもと何か嫌な予感が致します。

先日の岩手の大地震の時には東京の私のボロ家も揺れ,嫌なゆらゆらとした揺れ方で2階に居た私は「船酔い」に似た悪い気分におそわれました。

先日,風邪気味でかかりつけの医者に行きましたら「碓井さん,私の患者で2年前に超高層マンションの最上階を買った2件の人がもう売って出ていって他の中層マンションに引っ越して未だに不眠症,倦怠感やめまいが起きるといって治療に来ているけどどうしてなの?」と聞かれました。

私は「先生,超高層マンションの最上階ってよく揺れているのですよ。ちょっとした風でも揺れるので“船酔い”に似た症状を起こすのですよ。日本は地震国ですから超高層建物は軽くしなやかな構造にしなければならないのでどうしても揺れがしょっちゅう起こり易いのですよ。」とお答えいたしました。

先生は「そうなの。だから人に依っては自律神経が不安定になって不眠症,倦怠感やめまいが起きるんだね。」と言われました。

そういえば,超高層マンションの最上階やその直ぐ下の階を購入した人達がどんどん出ているという話を以前,不動産関係の方から聞きました。

先日の岩手の地震でも東京に建っている超高層マンションの最上階付近はかなり「ゆらり,ゆらり」して気持ちが悪かったのではないかと想像致します。

超高層マンションの最上階やその直ぐ下の階の住戸の価格はほとんどが1億円を超えて2億円以上の物件まであります。この金額を購入できる方々はほとんどが中高年層です。

中高年層の方々は日頃のストレスなどで「自律神経」が結構不安定になっていますので超高層マンションの上の方の階に住むと,先程申し上げた揺れで更に「自律神経」をおかされ不眠症,倦怠感やめまいが起き易いのです。

最近の超高層マンションでは先程申し上げた揺れを少しでも和らげる為に「制振装置」を設置していますが,強風や大きな地震にはあまり期待できないそうです。

超高層の最上階付近の良さは眺望だけです。眺望は1ヶ月も住めば飽きてしまいます。それよりもほとんど1日中住戸内に居る奥様の健康の方が大切です。

どうしても超高層マンションの最上階付近を購入したいのなら,まず奥様に「船酔い」や「乗り物酔い」に強いかどうかを御聞きになってからにした方が良いと思います。

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