マンションの「品格」

最近「○○の品格」という本が売れ,テレビのドラマでも「○○の品格」が人気だそうです。

「品格」とは何かを複数の辞書で調べましたら「その人やその物に感じられる気高さや上品さ。」や「その物から感じられるおごそかさ。品位。」と書いてありました。

そこで,私なりに「マンションの品格」とは何を備えているものだろうと考えてみました。

辞書から判断致しますと「気高さ,おごそかさや上品さが感じられるマンション」だと思いました。

では,「気高さ,おごそかさや上品さが感じられるマンション」って具体的にどの様なマンションかを検討致しました処,下記の条件を備えた物件だと思います。

1,マンションが建っている場所(立地)に「気高さ,おごそかさや上品さが感じられる」事で地名と周辺環境がその地域の中で上品さが有るという事。

2,マンションの事業者(売主)の会社が「気高さ,おごそかさや上品さが感じられる」事で社長はじめ社員の方々は上品で信頼のおける人達で,上品さが感じられる良い商品計画のマンションを供給している事。

3,マンションの設計者が「気高さ,おごそかさや上品さが感じられる」事で上品な佇まいの外観デザイン,エクステリアデザイン,上品な生活を維持できる住戸プランやエントランスホール等の設計をしている事。

4,マンションの施工会社が「気高さ,おごそかさや上品さが感じられる」事で上品な納まりの建物の工事を行い,後々にもクレームが出ない信頼の置ける施工をしている事。

以上の4点が私の独断と偏見で検討した結果「気高さ,おごそかさや上品さが感じられるマンション」ではないかと思います。

この4点を御覧になってこれは「高級マンション」や「億ション」でしか有り得ないと思われがちですが,そうではありません。

通常のファミリーマンションでも,何年かに1物件この4点を満たしているマンションを見かける事があります。

逆に「億ション」でもこの4点を全く満たしていない物件もあります。

上記の4点全てを満たしているマンションはなかなか有りませんが,最低でも1と2を満たしているマンションを探して下さい。

特に2は大事です。2に該当していない会社は設計者や施工会社の発注主ですので,その会社の物件は当然3と4に該当せずになります。

マンションの物件評価は1の立地の次に主に事業主の「品格」に依ってほとんど決まってしまうのです。


PS:「プレジデント」3/3号(2月11日発売)に「住いサーフィン」のサイト管理会社,アトラクターズ・ラボの沖社長が“不動産のプロが選ぶ「割安マンション」ベスト100”を42ページから47ページまで6ページにわたって書いています。私も“「デベロッパー&ゼネコン」史上最強のコンビはどこか”(40ページから41ページ)の中にコメントを数箇所載せ,また65ページに“モデルルーム 見学するとき絶対聞くべきポイントは何か”を1ページ分書いていますので皆様是非御覧下さい。

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