隣戸と上階住戸に要注意

この処,小生に隣戸や上階の音がうるさくてどうしたら良いかとの相談メールが多いので今回はそのことについてのお話を致しましょう。

先日も上階の人(子供)が60デシベル以上の音をだすので裁判で30万円強の慰謝料を下階住戸の人に払う判決が出ました。

訴訟を起こし裁判までの間に上階住戸の住人に何度ももう少し静かにする様に申し入れをしたと察します。結果が僅か30万円強のお金では耐えていました下階の住戸の人は可哀相です。

この様にならない為に購入前に事前に購入予定住戸の両側の住戸や上階の住戸の間取りのチェックが必要です。

チェックの仕方は販売図面集の中の各階平面図の購入予定住戸の階とその上の階の平面図をまずコピーして下さい。

次にその平面図で購入予定住戸の両隣住戸や上階住戸のタイプが何タイプかをメモします。
そしてそのタイプの住戸平面図をコピー致します。

コピーした上階と両隣住戸タイプの図面を販売図面集の購入予定住戸タイプ図面の両脇や上に透明テープ(接着力の弱い)で貼り付けます。

この様に致しますと購入予定住戸の主寝室の脇の隣の住戸の水周りが有るか否かの検証が楽にできます。

主寝室の脇が隣戸の浴室であれば私は絶対に奨めません。今まで音の迷惑解決相談で一番多かったからです。

特に戸境壁が鉄筋コンクリート造でなく乾式工法のボードの場合は私自身立会いましたが夜中にシャワーを使われると周辺が静かなのでシャワーの音が本当に良く聞えました。

マンションのクレームで一番多いのは音の問題ですので,売主がその事に注意して住戸配置をすべきです。私も設計監修をしている物件はこの様な住戸配置にはしない様指導致しております。

大手でも三流ディベロッパーは未だに平気でこの様な住戸配置や住戸プランをして販売しています。

これからマンションを購入される方は今回のコラムと以前のコラム26号「住んでから後悔しない住戸の位置の簡単な検証方法。」を参考にして自己防衛致しましょう。

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