モデルルームへ行く時には…。

平成19年度の下半期になりこれから多くの新規分譲マンションの販売が行なわれます。かなりの数の新規物件のモデルルーム・販売事務所がオープンになります。

さて,皆様はモデルルーム・販売事務所に行かれる時には何を持っていかれますか…?

モデルルームでよく目にする光景はメジャー(巻尺)で寸法を測ったり,デジタルカメラで写真を撮ったりしている方が結構いらっしゃる事です。

この行為自体,私は否定をしませんがモデルルームと同じタイプ(間取り)の住戸を購入しないのならあまり意味の無い事です。キッチンや壁紙の色等を写真に残しておいて空間のテイストを記憶する程度です。

ここで,私のお奨めはモデルルーム・販売事務所へ行く時にはメモ用の小さめのノートを持参する事です。そして行く前に事前にチェック項目と現在持っている家具寸法を書いておいて,それらの事項をしっかりとチェックする事です。

チェックできない項目は販売員に質問して,回答と回答してくれた人の名前を書いておけば安心です。

新規分譲マンションでは,私は最低でも以下の8項目がなされていなければ許容できません。必要最低条件です。

(1)住戸の仕様が二重天井,二重床である。
(2)外壁が全てダブル配筋の鉄筋コンクリート造の壁である。
(3)住戸内の間仕切り壁のプラスターボードの厚さが12.5ミリ以上である。
(4)この間仕切壁のボードが二重天井の上のスラブまで有り,二重床下のスラブまで貼ってある。
(5)外階段が鉄筋コンクリート造である。
(6)住戸内の竪排水管の材質が鋳鉄管で遮音対策をしている。
(7) 住戸間の戸境壁が鉄筋コンクリート造で厚さ18センチ以上,仕上げはコンクリート面に直にビニールクロス貼り。
(8)トイレの便器の先端から正面の壁又は扉面まで55センチ以上確保されている。

この8項目は私のマンション設計監修業務の時の最低基準です。優,良,可,の「可」です。これからの新規分譲マンションは最低上記の8項目を満たしてほしいものです。このわずか8項目も満たしていないマンションは売主の体質に疑問を感じえません。
マンションのチェック項目はこの8項目の他に沢山有ります。

宣伝になりますが,9月25日に私が監修し,出版された「書き込み式 マンションチェックBOOK」(主婦と生活社)は素人の方でもチェックできる様な本になっています。約90のチェック項目があります。5物件書き込んで物件の比較もできる様にもなっています。

御購入頂ければ幸いです。

連載コラム

特集

もっと見る