玄関扉に注意-1

日本は最近,かなり治安が悪くなってきています。先日も我家の近くで空き巣被害が有りました。

そこで今回は玄関扉に依って簡単に壊される扉とそうではない扉の見分け方を簡単に御説明致します。

まず,玄関扉の形状です。玄関扉の先端の木口(こぐち・小口)面の形状を見て下さい。木口面とは扉の両表面の間の面で「ラッチ」(ドアなどのかけがね)や「デッドボルト」(鍵のカンヌキ)が出てくる面です。

この木口が平らですと外出時に玄関扉を閉めて鍵をかけても,扉と扉縦枠(とびらたてわく)の間に幅が約5ミリ~7ミリ位,縦に隙間が空いて見えてしまいます。そしてその縦の隙間に横棒状の「ラッチ」や「デッドボルト」が露出して見えているのです。

この縦の隙間にバールを入れて扉縦枠側の「ラッチ受け」(ストライクプレート)や「デッドボルト受け」を壊せば簡単に「ラッチ」や「デッドボルト」が外れて施錠されたはずの玄関扉が開いてしまうのです。

そこで先程申し上げた玄関扉の木口の形状が重要なのです。

最近のマンション住戸玄関の扉の木口の形状は,扉表面外側の鉄板を木口より隙間方向へ約2センチ位重ねて折り曲げて扉の上端から下端まで突き出しているのです。この部位を建築用語では「鉤折り」(はぜおり)部分と言っています。

この「鉤折り」部分が木口より突き出ていますと,玄関扉を閉めても扉と扉縦枠との隙間や扉縦枠に「鉤折り」部分がかぶさって重なり隙間が見えなくなり,泥棒がバールを入れようとしても入れられません。そして諦めて泥棒はもっと簡単に開けられる玄関扉形状の住戸を狙うのです。

この様に住戸の玄関扉の形状の配慮に依っても防犯対策になります。

モデルルームを見学に行ったらまず玄関扉の形状を見て下さい。モデルルームタイプの住戸の玄関扉と他のタイプの住戸の玄関扉はとはほとんどのマンションでは同じですので注意して観察して下さい。

次回も玄関扉に関するお話をいたします。楽しみにして下さい。 

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