「シンプル&エレガンス」が大切

専有面積が100m2未満の3LDKや4LDKの住戸のインテリアはシンプルなデザインが私は良いと思っています。

例えば,75m2 3LDK住戸の室内の壁のビニールクロスが各部屋ごとに異なっていますと,とてもビジー(うるさい)な空間に感じられ,またその住戸自体が狭く感じられます。

住戸の各部屋ごとに壁に色々なビニールクロスを貼っているモデルルームを見かけますがその様なマンションは実際に住んでみますと手持ちの家具やカーテン等とうまくコーディネート致さないケースが多いのです。

私はマンションの住戸内の壁のビニールクロスはトイレと洗面室以外のリビング・ダイニング,各居室,廊下や玄関は全て同じ色柄のビニールクロスが良いと思います。

その方が住戸が広く感じられます。廊下から洋室に入っても廊下の壁と洋室の壁が同じビニールクロスですと扉を開けて入っても違和感が無く広がりを感じます。

そして,できましたら住戸の壁に貼るビニールクロスはなるべく無彩色(色みが無く明度だけをもつ色で白~黒の色。)系の白に近い色で柄が細かいものが良いと思います。

白に近い色ですと,手持ちのどの様な色の家具やカーテンを持ってきても空間にマッチしますので安心です。

但し,真っ白で柄もエンボス(凸凹)も無いビニールクロスは汚れが目立ちますので,その辺は注意して下さい。

その様なビニールクロスが壁に貼られた各部屋の空間にアクセントを付けるならば,上品なカーテンで演出するとエレガンスな空間になります。カーテンは飽きれば簡単に交換が可能ですのでカーテンで住まいの個性を発揮すれば良いのではないかと思います。

水周りのビニールクロスの色柄も同様ですが,水周りは湿気が多いので耐水性の高いビニールクロスがお奨めです。洗面室や便所もタオルやサニタリー用品を置くので壁のビニールクロスには柄の少ない無彩色系か薄い暖色系の物が良いでしょう。

モデルルームの壁紙を見てシンプルで無彩色系のものを採用しているマンションの外観もシンプルな佇まいが多いのです。

マンションの外観は住む人のステータスとセンスが現れるところですので,オーバーデコレイティブな外観は注意致しましょう。

外観の色や形もなるべくシンプルでエレガンス(上品)な色や形がお奨めです。

オーバーデコレイティブな形の外観や原色を使った外観のマンションを見ますと,「ラブホテル」と見間違えてしまいそうになります。その様なマンションに住んでいると品位を疑われますので要注意です。

私はマンションの外観の形はシンプルで色は無彩色系か薄いアースカラー(大地の色)をお奨め致します。

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