水漏れセンサーの有無確認を…。

今年初旬の「内覧会」シーズンはほぼ終了しましたので,昨年初旬の「内覧会」チェックとの比較をお話致します。

私の「内覧会」同行チェックでは現地マンションで受付を済ませた後,直ぐにゼネコンの方に内覧チェックする住戸内の「点検口」全てを開けておく様に御願いしています。

住戸内にはPS(パイプシャフト),流し台のボックス床,洗面化粧台のボックス床やユニットバスの天井に「点検口」は設置されています。

これらの「点検口」は往々にしてビス留めになっていますので事前にゼネコンの方にドライバーで開けておいて頂いた方が,私の様な不器用な人間が開けて万が一傷をつけてしまうより良いのです。また,チェック時間も短縮されるのでゼネコンの方には申し訳ないのですが余計な作業を御願いしています。

昨年初旬には無く,今年初旬の「内覧会」同行チェックで感心した物が有りました。

それは「水漏れセンサー」です。この「水漏れセンサー」はどこに置いてあるかと申しますとキッチンの流し台ボックス床下や洗面化粧台ボックス床下に有ります。ですのでキッチンの流し台ボックス床や洗面化粧台ボックス床に設置してある「点検口」を開けないと見る事ができないのです。

この「点検口」が開いていればキッチンや洗面脱衣室の床下のスラブ(コンクリート床板)上に「水漏れセンサー」が置いて有るかが目視して確認できます。

キッチンや洗面脱衣室の二重床とスラブの間の空間には給水管,給湯管や排水管が走っていますので,この「水漏れセンサー」が設置してある事は大切な事です。

大きな地震や何かの拍子で給水管,給湯管や排水管の継ぎ手が緩んで水漏れを起こす事がたまに生じますが,二重床の中なのでこの「水漏れセンサー」が無いと気付かずに下階住戸に水漏れを起こした時に気付き,大きな問題となるのです。

この「水漏れセンサー」は水を感知しますと警告音を発して入居者に知らせますので,僅かな水漏れで分ります。警告音が鳴り管理会社に連絡して直ぐ対処しますと,下階住戸に漏水する前に被害はほとんど食い止められると思います。とても優れ物ですので今後の新規分譲マンションには是非設置して欲しい代物です。

先日もある「週刊誌」で水漏れ事故の有ったマンション記事が載っていましたので,これからのマンションではこの「水漏れセンサー」は必需品だと思います。

素人の方がモデルルームを見てもこの「水漏れセンサー」が設置されているかどうかは分りませんので販売員の方に有無を質問して「文書」で回答を貰って下さい。電話での回答ですと後で「言った,言わない」でもめる事が多々ありますので要注意です。

この「水漏れセンサー」の設置有無は素人が気付かず,目に見えない事柄です。この様な点に配慮が行き届いている良心的な売主の物件を選ぶ様に致しましょう。

ここで皆様に御知らせが有ります。「読売ウィークリー」4月16日発売号より「ここで差がでる,マンション選び」という私のコラムを毎週連載する事になりましたので御覧戴ければ幸いです。

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