「団塊世代」のマンション選びは…。

私に「購入相談」を依頼される方の年代が俗に言う「団塊世代」が増えてきていますので今回は「団塊世代」のマンション選びのさわりをお話致します。

私も「団塊世代」なので中学や高校時代の友人等からマンション購入の相談の電話が最近増えてきました。

「団塊世代」は今年から定年を迎える年代ですので定年後の収入は主に国民年金や厚生年金です。

「団塊世代」は定年後,ほとんどの方の収入が激減致します。現在の生活レベルを維持できる人はほんの僅かな方々です。

現在,所有の資産である預貯金,不動産や退職時に受け取る退職金等を合計してマンション購入額を決めないと,高齢化した時や病気をした時に大変な事になります。

ちなみに私の家内の試算では現在の生活レベルを落としても持ち家ですと年間最低400万円生活費用は必要と言っています。約200万円強は厚生年金等で補えますが残りの約200万円は預貯金からの持ち出しです。

60歳定年で会社を辞め平均寿命の80歳まで20年間生きたと致しますと,20年×200万円=4000万円はストックしておかなければならないのです。この4000万円のストックは出来る限り必要金額です。

また分譲マンションに入居致しますと管理費,修繕積立金や駐車場代を毎月払わなくてはなりません。

この管理費や修繕積立金に光熱費(電気,ガス,水道や電話代)を足しますと最低でも約7万円位,毎月支出になります。

更に,マンション購入後には毎年固定資産税(土地と建物)を払わなければならないのです。
今まで「社宅」や「賃貸マンション」に住まわれていた「団塊世代」の方々はこの税金を払っていませんでしたので気付かなかったのです。

都心の一等地にマンションを購入すれば当然,固定資産税(土地)は高いのですのでその辺も試算すべきです。

マンションを購入する前に検討しているマンションの管理費,修繕積立金や固定資産税の金額は販売担当者からよく聞いておく事が大切です。

私は「購入相談」の時にマンションを購入すると「照明器具」「冷暖房器具」「カーテン」や新規の「家具」購入費用,登記費用や引越し費用でおおざっぱに300万円弱はかかると言っています。

結果として現在有る資産と退職金から4000万円プラス300万円をマイナスした金額がマンション購入可能金額なのです。

ここでまた大切な事はなるべく修繕費用がかからないマンションを選ぶのがとても大切です。修繕積立金の減少が少ないので毎月払う修繕積立金が少なくて済みます。
この件は素人の方はわからないと思いますので,お知り合いの建築関係の方や宜しければ私に相談してください。

これからマンション購入を検討している「団塊世代」の方々の参考になれば幸いです。

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