マンションの外構に池などは避ける事

たまにマンションの外構(エクステリア)に池や水路・小川等の水が溜まっているものを配置してあるのを見かけますが避けて欲しいもののひとつです。

理由はマンションの外構の池や小川等にはほとんど転落防止用の手摺が付いていませんので小さいお子様が多いファミリー向けマンションでは危険です。

今から30年程前に超大手ディベロッパーのマンションの池で手摺が無かったので幼児が転落して死亡した事があります。

もちろん幼児の行動を監視していなかった親の責任ですが,ちょっと親が眼を離した隙に幼児が池に転落したそうです。この様に幼児にとっては危険な池等は無い方が良いのではないかと思われます。

1~2歳位の幼児ですと水深わずか3センチの小川でも「うつぶせ」に倒れると起き上がれずに死亡してしまうという話を医者から聞いた事があります。

以前,竣工したマンションを見ました時,1階のエントランスにアプローチする通路の脇に池が有り手摺が無かったので危険だなと思いました。

エントランスへのアプローチ通路の脇ですと大人でも酔っ払って歩いていたら脇の池に「ドボン」する可能性はおおいに有り得ます。

建物の外構に池や水路等を配置しますと建物が引き立って見栄えは良くなりますが,幼児の多いマンションでは見栄えより危険防止を優先すべきです。

池や噴水のあるマンションに竣工2年後位にいきますと99%池に水は無く噴水も水が出ていません。

その様なマンションで管理人の方に理由を聞きますと,入居者の方々からの要望で池の水を無くし噴水の水も出ない様にしましたとの回答です。

池や水路・小川はよごれると汚いので水をポンプで循環し,ろ過してきれいに保たなければなりませんので入居者にとってはランニングコスト(水道代や電気代)やメンテナンスコストがかかりますので植栽の方が良いのです。

噴水も同様ですが,噴水は風が吹くと風と一緒に水が飛び散って洗濯物を汚してしまうので入居者にはもっとも嫌われているそうです。

ファミリー向けマンションの外構に池や水路・小川等が有る事は入居者にとってはマイナス要因が多いので避けて植栽を密にした方が良いと思います。

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