「新築は中古になったら2割下がる?」(8/27)

不動産事業者で、新築は中古になった途端に2割下がると言う人がいるが、本当だろうか?
その根拠は土地代+建築費は分譲価格の約8割で残りの2割が諸経費を含む粗利益だから。
その粗利益は販売後には吹っ飛ぶだろう、という理屈。

答は明らかに間違っている。もしそうなら、誰も買わない。当たり前だ。
5000万円なら、1000万円を捨てるような行為は誰もしない。

購入した身になってみよう。5000万円で買ったのだから、中古になったら4000万円で売りに出す…そんな訳がない。
購入価格と同等の売出価格を付けるし、あまり安くしてしまったら、住宅ローンの抵当権が抜けなくて、売るに売れなくなる。

5000万円が適正価格なら、相場変動がないことを前提にすると、おおよそ毎年100万円下がると考えるのが妥当なところだ。
その前提では、購入価格が適正価格であるかは非常に重要になってくる。
新築時価、売行き、倍率など物件に固有の情報を判断して、「含み益」を生む物件を購入してもらいたい、と私は考えて、このサイトを運用している。

連載コラム

特集

もっと見る