資産インフレは望み薄な中での自己防衛策(7/20)

持家か貸家かという選択は、永遠のテーマで大事ですが、一番の変動要因は持家の売却価格がいくらになるかという問題です。
これが上昇してくれれば(もしくはあまり下がらなければ)、持家取得にポジティブな結果になりますが、それは難しそうという話です。
それはデフレ容認の日銀の姿勢にあり、このために円高、株安、不動産安になっているとする主張はバブル崩壊後の統計情報から明らかの様に思えます。

先ほどの「持家か賃貸かの選択」は条件設定がいろいろあり、単純に比較するのが難しいものですが、持家が徐々に不利になり始めていることは事実です。
私は資産インフレを望んでいますが、その理由は国・地方・個人の借金の価値を目減りさせる効果があるからです。
結婚し、子どもが生まれ、ファミリー向けの既存賃貸住宅ストックが狭いがゆえに、マイホームを取得したいけれどもその夢は叶い難い、というのは不幸です。

そこで購入する際に、以下の点を自分で情報を集めて計算してみましょう。
①中古マンションとして売却する際の価格を築10年・築20年・築30年でいくらになりそうか近隣の物件から算出する
②築10年・20年・30年の時のローンの残債権をローンシミュレータから算出し、①>②であることを確認する
③新築時・築10年・20年・30年の賃貸に出した際の賃料を近隣事例から算出する
④ローン返済額と③を比較し、③>④であることを確認する
※なるべく面積帯が近いものを採用し、これを一旦㎡単価にしてから、購入住戸面積に換算し直して下さい

上記の結果は、立地や面積帯によって異なります。自分のことは自分で防衛するしかありません。
購入判断は確信を持って行うようにして下さい。

連載コラム

特集

もっと見る