不動産時間地価(6/29)

今週のAERAで、不動産時間地価という通勤時間に対して割安な場所を特集している。

最近、城南から城東に引っ越す人は多い。湾岸エリアの開発などが後押ししていることも一役買っているが、根っこの理由は次のように考えている。

21世紀に入ってからのオフィス開発は都心3区(千代田区・中央区・港区)に集中しており、特に秋葉原~品川駅の山手線近傍に多い。駅で言うと、秋葉原・東京・日本橋・新橋・品川である。新しい大規模オフィスがこのエリアに集中したことが、城東・湾岸方面の需要を旺盛にしているのである。

もうひとつメガトレンド(大きな流れ)をあげるとすると、世帯人員の減少である。世帯構成が小さくなると、職住近接ニーズが強くなる。子どもが何人もいると、自然環境を求めて以前のドーナツ化現象などをもたらしたりもするが、DINKSや子ども一人となると親中心の発想になり、必然的に交通や買い物の利便性が重視される。

このようにして、不動産は時間軸が重視されることで、人口の重心が動いている。「住めば都」というのも一理あるので、地縁をいったん度外視して、住む街を考え直すのもいいと思う。そんな時に、駅占を使ってもらえればいいと思う。
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