大阪府大阪市中央区のマンションの解説

■大阪市・中央区のマンション
 2015年に大阪市中央区で販売された新築マンションは562戸。同区で昨年販売した新築マンションの価格相場は、3700万円~4790万円で、中古マンション相場価格は3040万円~5820万円だった。中央区の総面積は8.87平方キロメートル。
 2016年11月現在、中央区の人口は、9万5484人で、総世帯数は6万0788世帯。中央区の人口は1960年に13万3220人とピークに達し、 その後減少傾向が続き、1995年に5万2874人まで減少して底を打ち、現在は都心回帰指向が強くなって人口は急増傾向に。そう遠くない将来、10万人突破となりそうだ。

 中央区は、1989年(平成元年)2月、旧東区と旧南区の合区により誕生した。中央区は、旧く飛鳥時代・奈良時代から国政の重要な地とされ、645年の「大化の改新」によって現在の中央区、難波宮が日本初の首都となった。当時から宮殿都市として市街地が形成され、近世の大坂城築城を経て今日に至る長い歴史をもっている。

 近代以降、証券、薬、卸商などの経済活動が活発に展開され、商店街、百貨店、飲食店街では賑いを見せるエリアだ。早くから大阪の心臓部として業務地化が進み、大阪府庁や大阪府警察本部は大阪城の西、同区大手前に建つ。同時に大阪府立大手前高校などが立地する文教地区でもある。

 中央区北浜には1〜2丁目の大阪証券取引所を中心とした金融ビル街であり、同4丁目は住友グループ企業の本社・本店オフィスが多く立地していることから「住友村」とも呼ばれる。

 このように大阪中央区内の大部分がオフィス街・官庁街のため純粋な住宅地は限られており、大部分が中高層の団地やマンションで、低層住宅の戸建住宅やアパートは少ない。

 旧東区は東を大阪環状線、南を長堀通・安堂寺橋通・順慶町通、西を西横堀川、北を土佐堀川・大川・寝屋川に囲まれた長方形のエリアだ。大阪のシンボルでもある大坂城や、江戸時代から大阪経済の中心地だった船場もこのエリアに含まれている。大阪市のステイタスエリアである。
 同区の和泉町や糸屋町には比較的高層マンションが多いエリアとなっている。そのためか公園や学校も多い。同じように南に大きな公園・南大江公園がある粉川町もタワーマンションが多い住宅街エリアだ。

 前述したようにバブル経済期前段で居住に適さない都心としてドーナツ化現象が進んだ。が、その後のバブル崩壊によって老朽化したオフィスビル解体跡に高層マンションなどが建設され、人口増加につながった。現在では大阪城公園を中心とした地域で、緑あふれる都心のオアシスとして住民の憩いの場となっている。

大阪市中央区のマンションをもっと見る

連載コラム

特集

もっと見る