愛知県名古屋市名東区のマンションの解説

■名古屋市名東区のマンション
 名古屋市名東区は同市東端丘陵地に位置する。総面積は市内自治区で最大の19.45平方キロメートル。同区の人口は2017年1月現在、16万5431人、総世帯数は7万4957世帯だった。人口の構成を見ると、0~14歳の年少人口の比率が14.9%と、名古屋市16区中では緑区、守山区に次いで3番目に子どもが多いエリアであることが分かる。

 1960年代に急速に新興住宅地として発展。1975年(昭和50年)に現在隣接する千種区から分区独立して誕生した。かつてはのどかな田園地帯だったが、大規模な土地区画整理や地下鉄路線の延伸、東名高速道路や名古屋高速、名古屋第2環状自動車道などの整備などで、名古屋市内屈指のベッドタウンとして発展した。そのため、中村区の名古屋駅が同市西の玄関(鉄道の玄関)であるのに対して、名東区は名古屋の東玄関(道路の玄関/東名名古屋IC)として交通の要衝となっている。

 名古屋城周辺の江戸時代から戦前まで続く伝統的な名古屋市の自治区と比べて、他地域からの流入者に寛容な土地柄だとされる。

 同区には、文化小劇場や生涯学習センター、スポーツセンターなどが整備され、市民団体による文化活動やスポーツ活動が盛んである。猪高緑地や明徳公園などの大規模な緑地は、豊かな自然を満喫できる憩いの場となっている。

 同区内を通る名古屋市営地下鉄東山線の沿線は活気にあふれた街並みで、終点の藤が丘駅周辺は、郊外の落ち着きと利便性が高くファッショナブルな都市の機能をあわせ持った街づくりが進められている。2005年(平成17年)には愛知万博会場への輸送手段として、リニアモーターカーを導入した東部丘陵線(通称:リニモ)が開通し、近隣の市や町との交通結節点として賑わいを見せる。

区の人口も爆発的に増加した1980年代には、区内で公立小学校の新規開校が相次いだ。学齢期の子供を持つ子育て世代の増加に伴い、学習塾などの需要も増大し、地域的な特徴として個人経営の塾は少ないものの、首都圏や関西圏から大規模展開している有名学習塾が多いエリアだ。

 同区内は全般に治安は良好で、千種区などと比べると緑地公園が圧倒的に多いにもかかわらず、高速道や一般国道などの交通インフラは高度に整備されており、子育て世代に高い人気がある。

 名東区から長久手市にかけては、2005年に周辺地域で開催され成功裏に幕を閉じた「愛知万博」に出展されていた各国パビリオンの建築材を再利用したレストランやオブジェなどが点在している。その万博にあわせて開通したリニモによって、名東区の東側へのアクセスが容易となり、長久手市や豊田市などへの公共交通で移動が可能となった。

 なお、名東区出身の有名人としてフィギアスケートのメダリストである浅田真央選手があがる。同区の子供たちの間では、フィギアスケートが盛んだという。

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