神奈川県川崎市中原区のマンションの解説

■川崎市中原区のマンション
 2015年、川崎・中原区で販売された新築マンションは981戸。同区で昨年販売した新築マンション相場価格は4400万円〜6410万円だった。同区内の中古マンション相場価格は3510万円~6280万円だ。

 2016年10月現在、中原区の人口は、25万1195人、うち外国人は2万6157人だった。総世帯数は12万5651世帯だ。世帯構成では単身世帯が47%と多い。
 中原区の人口はこの6月に、川崎市の行政区で初めて25万人を突破した。区内の武蔵小杉駅近くに林立するタワーマンションに30歳代以上のファミリー層、周辺部に20歳代の若者の転入者が増えた結果だ。東京や横浜の主要駅に乗り換えなしで行ける利便性で人気を集めている。

 中原区そのものは、1972年(昭和47年)4月に川崎市が政令指定都市に移行した際に誕生した。
 川崎市の行政区は7つあり、中原区は再開発が始まった約10年前から毎年1000人から5000人超の勢いで人口が増加。7区の人口順位で2005年に1位となりその後トップを維持、人口密度も平方キロメートルあたり1万6901人で同市1位である。15年の国勢調査では10年と比べた人口増加率が5.8%と県内市区別で1位だった。

 川崎・中原区は南北に長い川崎市のほぼ中央に位置する。同区の大部分は多摩川に沿った平坦地域で、高津区や横浜市に隣接する井田地区には豊かな緑の残る丘陵地が広がる。中原区という名称は、江戸時代に中原御殿(平塚市)と江戸を結ぶ中原街道の中継地としての小杉に御殿と陣屋があったことに由来するという。
 戦前は、中丸子に日本電気玉川事業所が建設されて以降、先端産業の工場進出が相次ぎ、蔵中原駅前に富士通信機(現在の富士通)が工場を建設するなど南武線沿線に多くの電気・機械の工場が進出した。現在では、武蔵小杉駅周辺に、富士通、キヤノン、NEC、三菱ふそうトラック・バス、ケーヒンなどの先端企業が集積している。

 武蔵小杉駅周辺の人口流入の進む住宅地は近年、タワーマンションなどの建設が一挙に進み、高度集合住宅を中心とした都市型住宅地へと変貌しているが、多摩川、等々力緑地、井田山など自然環境に恵まれた快適な生活環境が特徴となっている。

 また、同区は川崎市のほぼ中央という好立地のため、市民利用施設が集中しているのも特徴だ。なかでも、等々力緑地には市民ミュージアム、等々力アリーナ、そして川崎フロンターレのホームグランドである等々力陸上競技場などが整備され、本市の文化・スポーツ・レクリエーションの拠点を形成している。

 武蔵小杉駅周辺では、再開発による新しいまちづくりが進み、JR横須賀線武蔵小杉新駅が開業以降、横須賀線や湘南新宿ラインなどの乗り入れで、東京都心や横浜へのアクセスが、さらに便利になった。ただ、この新駅とJR南武線武および東急東横線・目黒線蔵小杉駅とは別物で、乗り換えにはJR新宿駅〜代々木駅間ほどの距離がある通路を歩かなければならない。

 川崎市が実施した中原区区民意識調査によると、“買い物の便利さ”、“公園や緑の豊かさ”、“交通網の発達”、“静かな住宅地”、“公共施設が多い”、“保健・医療施設の充実”などが上位に挙げられ、中原区は住みやすく便利であると高い評価を得ているという。

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