神奈川県横浜市西区のマンションの解説

■横浜・西区のマンション
 2015年、横浜の顔のひとつといえる街、横浜市西区で販売された新築マンションは913戸。同区で昨年販売した新築マンション相場価格は4590万円〜8740万円だった。同区内の中古マンション相場価格は3940万円~7720万円。

 横浜市西区の2016年1月現在の人口は、9万8595人。総世帯数は5万1719世帯で、横浜市18区のなかで16位の人口となっている。同区のHPによれば、横浜市全体の人口は平成31年にピークを迎えると推計されるが、西区の人口は、その後も増加し続けることが予想されるとしている。

 西区は横浜市中央に位置し、面積は6.98平方キロメートルと、市内でもっとも小さな面積。2番目の南区と比べても半分の面積しかないコンパクトな行政区だ。ただ、面積、人口とも18区中最も小規模だが、開港以来の歴史と下町情緒を残した「既成市街地地域」と、横浜駅周辺地区や「みなとみらい21地区」などの「都心部」が共存した区でもある。

 1944年(昭和19年)4月1日に横浜市中区の一部を分割して新設。中区の西側に当たるため、西区と名付けられた。帷子川の堆積による沖積層からなる中央の低地と、それをはさむ南北の丘陵地からなる。

 江戸時代までは半農半漁の村だったが、幕末に岡野新田や平沼新田などの開発が進み、開港時には横浜道が通り、神奈川奉行所が置かれた。

 日本初の鉄道が東京・新橋から横浜まで開通したのは1872年(明治5年)。当時の横浜駅は、現在の桜木町駅(中区に位置する/桜木町1〜3丁目は中区、4〜7丁目は西区)だった。その後、西区の表情はめまぐるしく変化し、関東大震災、横浜の空襲、工業や商業の発展など、それぞれの歴史を持つ街と新しいまちが共存する街区へと変身を遂げる。

 なかでも1980年代のバブル期に計画された、元造船所跡地の「みなとみらい21地区」開発は現在も進行中で、インターコンチネンタルホテル、三菱地所によるオフィスビル「横浜ランドマークタワー」、国際展示場「パシフィコ横浜」、クイーンズスクエア、赤レンガ倉庫街など、いまや横浜を代表する商業、観光における拠点地区となっている。日産自動車はカルロス・ゴーンCEOの号令一下、東京・銀座から「みなとみらい21地区」にグローバル本社を移転した。

 JR東日本のほか、東急東横線、京急本線、相模鉄道本線、市営地下鉄ブルーライン、横浜高速鉄道(みなとみらい線)の各線が集中する横浜駅を抱え、陸上交通の中心だ。横浜駅周辺は、そごうなどの百貨店やルミネなどショッピングモールが集積する一大商業地である。現在でも駅ビルおよび駅周辺で「エキサイトよこはま22」と呼ぶ大規模再開発事業が進行している。

横浜市西区のマンションをもっと見る

連載コラム

特集

もっと見る