東京都足立区のマンションの解説

■東京・足立区のマンション
 2015年、東京・足立区で販売された新築マンションは857戸。販売価格は3100万円〜4740万円。中古物件の相場は2180万円~3960万円だった。

 東京・足立区は東京23区最北部に位置し、東は中川をはさんで葛飾区、西は隅田川をはさんで北区、荒川区、北は埼玉県川口市、草加市、八潮市、南は葛飾区、墨田区、荒川区に接する。面積は53.25平方キロメートル、大田区、世田谷区に次いで23区で3番目の広さだ。

 同区は全般に平らで、丘らしい高地はほとんどない。北西部はやや高く、南東部に行くに従って緩やかに傾斜しながら下っており、昔から足立区は農耕に適した土地とされてきた。
 現在の主な生産物は、「花卉園芸(キク、チューリップなど)」「つまもの園芸(あさつき、めかぶ など)」「野菜栽培(コマツナ、ホウレンソウ、ネギ、ダイコン、キャベツ など)」といったところだ。
 総農家数221は練馬、世田谷、江戸川に次ぎ第4位、専業農家数(販売農家)でも第4位である。ただ、概ね小規模な農家が多い。

 2016年10月現在、足立区の人口は68万1014人、そのうち外国人は2万6926人だ。1970年以降も人口は緩やかに増加している。同区の2008年の調査発表によると、持ち家住宅率は47.2%で、一戸建ての9割は持ち家だという。

 足立区には1993年に放送大学足立学習センターが出来る以前、大学はなかった。しかし、千住地区に大学誘致が進み、2006年に東京芸術大学、2007年に東京未来大学、2010年に帝京科学大学、2012年に東京電機大学が開校している。この大学誘致により、若者が多く流入している。

 ただ、足立区にとって残念なイメージもある。“犯罪多発区”という印象が持たれている。確かに、警視庁の統計によれば、2006年以降の3年間、刑法犯の認知件数は23区中第1位だった。が、それ以降は減少傾向にある。

 2005年の「つくばエクスプレス」開通以降、区内には新たに3つの駅が誕生し、その周辺では大規模な再開発が行なわれ、古い建物が消え、工場が移転し、巨大なショッピングモールやマンション建設などが活発化した。つくばエクスプレスが生み出す新たなベッドタウンの開発も急ピッチで進む。さらに,2008年には、都営日暮里・舎人ライナーも開業、荒川区の日暮里駅と足立区の見沼代親水公園駅を結んでいる。
 この結果、足立区には東武スカイツリーラインやつくばエクスプレス、地下鉄日比谷線、同千代田線など鉄道が8路線乗り入れる。
 新交通システムが整備などで、今後大きな発展への期待が大きいのも事実だ。何と言っても、23区中第3位の広い面積と第5位の大きな人口を持っているため、足立区が飛躍するための条件はそろいつつある。


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