東京都練馬区のマンションの解説

■東京・練馬区のマンション
 2015年、東京・練馬区で販売された新築マンションは770戸。同区で昨年販売した新築マンション相場価格は4610万円〜6050万円だった。同区内の中古マンション相場価格は3690万円~5290万円だ。
 2016年9月現在、練馬区の人口は72万2725人、東京23区で世田谷区に次ぐ2番目の人口だ。うち外国人は1万5524人だった。総世帯数は35万9903人だ。

 同区は東京23区のなかで最も新しく、板橋区に属していた西武池袋線沿線の北豊島郡練馬町、上練馬村、中新井村、石神井村、大泉村が、1947年(昭和22年)8月に分離して誕生した23番目の区だ。

 練馬区は東京都23区の北西部にあり、北東から南にかけて板橋区、豊島区、中野区、杉並区に接し、西から南西にかけて西東京市、武蔵野市、北は埼玉県新座市、朝霞市、和光市に接している。

 区全体の面積は48.08平方キロメートルで、23区の総面積の約7.7%を占める。23区のなかで大田区、世田谷区、足立区、江戸川区に次ぐ5番目の面積だ。区北西に埼玉県新座市に囲まれた飛地として西大泉町がある。新座市と練馬区は、この飛地を埼玉県に編入しようと調整を続けるも、住民の反対で難航している。

 同区全域は青梅市を頂点とする扇状地のような洪積台地である武蔵野台地と呼ばれるエリアの一角にある。その台地にある練馬区は、ほとんど高低差のないなだらかな地形が続く。西側が高く東側へ行くほど低い。区内の海抜は、30~50m程度となっている。

 練馬区は日本のアニメ産業の発祥地として知られる地域だ。東映アニメーションや手塚治虫の虫プロダクションなどが拠点を構えた日本一のアニメ産業集積地だ。有名な作品を挙げると、日本初の劇場アニメとされる「白蛇伝」、テレビアニメシリーズ「鉄腕アトム」や「ジャングル大帝」など数え切れない。
 東映アニメーション・大泉スタジオからは、宮崎駿や高畑勲、大塚康生などのアニメ制作者を輩出した。

 練馬区は畑、農園、緑地が数多く存在し、住宅地が広がるなかにも、武蔵野の面影を残す緑地帯が広がる。23区の中にあって、緑豊かな区だ。2006年度に実施された「練馬区みどりの実態調査」によれば、緑被率は22.2%となっており、23区中で1位だとされる。都市化の中で緑地を多く残し、環境保全に貢献する区という意味で、23区全体にとっても貴重な存在だ。
 緑の区らしく練馬区の農地面積は、278ヘクタールと23区のなかで最大で、東京23区の農地面積の4割近くを占めている。東京都「農業センサス」(2016年版)によると練馬区の農林業経営数は322戸と23区中第1位だ。第2位の世田谷区は214で、以下江戸川区(120)と続く。なお、都下の市部を含めても、八王子の422戸、町田の413に次ぐ第3位である。

 公園の数も大規模な光が丘公園や石神井公園から小さな街の公園などを擁し、628カ所と東京23区中ナンバーワンとなっている。第2位で区域面積が練馬区よりも大きい大田区が547カ所、3位の世田谷区514カ所を引き離している。練馬区には「緑の区」という代名詞が相応しいのだ。

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