東京都渋谷区のマンションの解説

■東京・渋谷区のマンション
 2015年、渋谷区で販売された新築マンションは377戸。新築マンションの相場価格は6620万円〜1億0890万円だった。中古マンションの人気も非常に高く、中古マンション相場価格は5950万円~1億1390万円。

 2016年8月現在、渋谷区の人口は、渋谷区の発表によると22万2050人。そのうち9664人は外国人居住者だ。総世帯数は13万4534世帯。
 区内には代々木公園や明治神宮など大規模緑地があり、新宿御苑の一部を加えると区全体の10%が緑地帯という緑豊かな自治体となっている。

 現在、渋谷区役所本庁舎と渋谷公会堂は建て替え工事のため解体作業が進められ、地上15階地下2階の新庁舎に生まれ変わる。

 区役所が生まれ変わるのと同時に渋谷駅周辺の景観も大きく変わろうとしている。現在、JR「渋谷」駅の東口に立つと、以前はそこにはあったはずの東急百貨店東横点が取り壊され、そこには新しい商業施設とオフィスからなるタワービルが建つ。世界的にみても都市建築物のスクラップ&ビルドが早いとされる東京だが、2020年の東京オリンピック開催が決定し、そのスピードがさらに加速したようだ。

 その東京の中でも今後10年で街の風景が最も大きく変わるのは、おそらく渋谷の街だ。高度成長期以降、ずっと変化し続けてきた渋谷が、数年でこれまで以上に大規模に変化する。

 渋谷は1970年代からずっと若者文化の中心地だった。区役所に向かう坂の途中に「パルコ」がオープンしたのもその頃だ。1980年代は堤清二と五島昇という強力なリーダーを擁する「西武グループvs東急グループ」という図式で、次々と開発が進む。その後、1990年代にはファッションや音楽などサブカル分野で「渋谷系」と呼ばれる若者文化が花開き、チーマーが跋扈する街になった。

 来街者の低年齢化が進み、「渋谷は大人にとって魅力が乏しい街」とみられ、2000年以降は「渋谷の斜陽化」が囁かれるようになった。
 しかし2010年代に入り渋谷は再び変化する。IT企業の集積など渋谷エリアの特性を背景にクリエイティブコンテンツ産業の活性化と観光都市化が目標として掲げられている。東横線の地下鉄化を手はじめに、地下鉄銀座線など交通インフラの整備を中核として、大規模でかつ総合的な開発が目白押しだ。

 2012年春、「渋谷」駅の東口に登場した「渋谷ヒカリエ」は渋谷のランドマークとしてすっかり定着した。 商業、劇場、オフィスが入居するこの地上34階、地下4階の巨大施設は、東急グループがその本拠地である渋谷を次の時代に向けて変えるのか、その方向性を示す最初の施設。また、かつて西武セゾングループが渋谷商圏の人の流れを変えたとされる「渋谷パルコ&パルコ劇場」も立て替えが決まった。2020年以降、渋谷は大きく変貌する。

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