東京都品川区のマンションの解説

■東京・品川区のマンション
 2015年、東京・中央区で販売された新築マンションは2226戸。このマンション供給数は、中央区に次いで多い。同区で昨年販売した新築マンション相場価格は4200万円〜9140万円だった。中古物件マンションの人気も非常に高く、中古のマンション相場価格は5430万円~7870万円で安定している。

 品川区、2016年9月現在の人口は38万2187人で、21万1986世帯。うち外国人は1万1510人、5924世帯だ。

 品川区の近未来を語るうえでのトピックがある。
 一昨年、東京都が発表した「品川駅・田町駅周辺まちづくりガイドライン2014」だ。表紙・目次を除いた本文・資料でPDF書類A4・100ページに及ぶ膨大な報告書だ。このなかで東京都は、同地域の将来像を正式に示した。このガイドラインによると、同地域を「今後の日本の成長を牽引する国際交流&ビジネス拠点とする」としている。

 具体的には東日本旅客鉄道(JR東日本)が品川・田町駅間に開業を予定しているJR山手線新駅一帯を含めたエリアを、国内外の企業が集結する東京で最大規模のビジネス拠点としていくという。

 背景には羽田空港の国際線拡大と新駅から羽田空港への新線建設。加えて「リニア中央新幹線」の始発駅が品川に決定したことを受けている。このために、東京都とJR東日本に加えて民間活力を動員して開発を段階的に進める膨大な計画だ。

 同時に品川駅西口・北口の再開発計画も示され、品川駅そのものが一新される模様。現在地上2階ほどの高さにある京浜急行品川駅は地上に設置して2階部分は京急・JR・新幹線・リニア線を繋ぐ一大歩道デッキとなる。

 品川駅は2027年に開業予定のリニア中央新幹線の始発駅となる。そのため周辺の鉄道駅からの徒歩移動を考慮し、この歩道デッキは品川および山手線新駅、そして地下鉄泉岳寺駅まで繋ぎ、人の回遊性を高める計画だ。加えて、2020年の東京オリンピックを前に来街者の増加に対応、駅全体を繋ぐ空間はユニバーサルデザインで統一し、多国籍言語によるデジタルサイネージによる標識を充実させる。
 また、都の計画では品川駅と都心および台場エリアを結ぶ新たな地下設置計画もあり、今後の発展に期待ができる。

品川区のマンションをもっと見る

連載コラム

特集

もっと見る