東京都港区のマンションの解説

■東京・港区のマンション
 2015年、港区で販売された新築マンションは1104戸。新築マンション相場価格は5200万円〜1億6070万円だった。中古マンションの人気も非常に高く、中古のマンション相場価格は6130万円~1億4670万円で安定している。

 東京・港区は中央区、千代田区と並び都心3区を形成する。北は青山、赤坂、六本木の高台から南は東京湾に面する湾岸エリアにつながり、東京23区のなかで最も起伏に富んだ地形が特徴だ。

 こうした起伏のある地形から、「綱坂」「綱の手引き坂」ように伝説に裏打ちされた個性的な名前が付いた坂や、「潮見坂」「富士見坂」などのように景観にちなんだ坂、「氷川坂」「鳥居坂」などのように坂にあった寺社や大名屋敷から名がついた、坂が多い街並みも港区の個性といえる。同区で名前の付いた坂は90余りで、23区で最多だという。

 こうした伝統的な坂の上に建設される高級マンションは、低層型マンションでも湾岸エリアのタワーマンションよりも標高が高く、借景に恵まれている。

 2016年8月現在、港区の総人口24万7718人で、うち1万8778人が外国人。虎ノ門・神谷町エリアや六本木ヒルズ/ミッドタウンが建つ六本木エリア、青山地区など海外有力企業の日本支社が集積する同区の特徴が、外国人居住者の数に表れている。

 また、2014年6月にJR東日本が、噂になっていた山手線30番目の新駅構想を正式に発表した。各メディアが大きく取り上げた新駅は、2020年開業を目指し、山手線の「田町」駅と「品川」駅の中間に建設される。新駅の名前は一般公募で決まる予定。同時に新駅と合わせて駅周辺の約13haという敷地で大規模な駅前開発も進行する。新しい巨大な街が出来上がるというわけだ。構想では大規模タワーマンションが3棟、5棟がオフィスと商業の複合ビルの予定で、オフィスビルには海外企業を積極的に誘致する。

 港区は、ビジネス街区、居住街区ともに外国人が増えて、ますますグローバルな街並みに進化していく。

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